2023-06-30 05:00 追加
ヴィアーレ兵庫(元ヴィクトリーナ姫路)・吉岡可奈「ファンの皆さんからは与えてもらうばかりでした。良い報告で恩返しをしたいと思っています」
ヴィクトリーナ姫路 退団者コメント
Others / V1リーグ 女子
2022-23シーズンをもってヴィクトリーナ姫路を退団。6月28日、将来的にVリーグへの参入を目指すクラブチーム「ヴィアーレ兵庫」への新加入を発表した吉岡可奈選手のインタビューをお届けする。
取材は丸善インテックアリーナ大阪にて開催された第71回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会の期間中に行った。
したがって吉岡選手へのインタビューはヴィクトリーナ姫路退団に対してのコメントとなることをあらかじめご了承いただきたい。
その後、吉岡選手はヴィアーレ兵庫にて「兼業プロ」という形で選手契約を結んだ。また、ヴィアーレ兵庫株式会社・広報部長も兼任する。吉岡選手はSNSなどへの意識も強く、まさに「適任」の人事だ。
(取材日5月4日)
■ヴィクトリーナ姫路(現在、ヴィアーレ兵庫所属)
⚫︎吉岡可奈選手(ミドルブロッカー)
ーー退団を発表されました。姫路での5年間を振り返っての感想は?
吉岡:最初の2年半はたくさん試合にも出ましたし、とてもプラスになる経験をさせてもらいました。V2を経験して、V1も経験して、入替戦にも出て。
バレーボーラーとして良い経験をしたと感じていますが、残りの2年半は肩を怪我してしまって思うようなプレーができず、自分の中でいろんなギャップが生まれてしまいました。そこはすごく辛い時期だったなっていう思いもあって。
正直なところ、この5年間は良いことも悪いことも半々だったと思いますね。
ーーヴィクトリーナ姫路はプロ集団。今後のVリーグをリードしていく役割も期待されていると思います。吉岡選手は姫路というチームをどのように捉えてきた?
吉岡:姫路にバレーボールのプロチームは私たちしかいないわけで、地域の方々とかファンの皆さんとかがすごく温かく応援してくださいました。そういった面でも特別なチームだったのかなと思います。
地域の方々と密に接することが多いですし、地域の方々に愛されるチームを目指していかないといけないなというのは今回のリーグ戦を通してさらに強く思ったところです。
ーーV2時代に各賞を取って(ルーキーイヤーに最優秀新人賞、スパイク賞、サーブ賞の3冠)昇格したV1でした。その時感じたV2とV1の違いは?
吉岡:V2から昇格した年は開幕から連敗続きになってしまったこともあり、壁を感じましたね。高さだったりパワーだったり、スピードだったり。そういった技術の面だけでなく、メンタルの作り方というか。
V2の時とは全く違う雰囲気があって、そこに対しての気持ちの作り方、持って行き方みたいなものは本当にV1とV2では違う。自分たちも変えなきゃいけないんだなって感じましたね。
同じカテゴリの最近の記事
- JVA 川合俊一会長がアジアバレーボール連盟理事に。元JVLチェアマンの國分裕之氏がJVA専務理事に就任 [Others,全日本代表 女子,全日本代表 男子] / 2024.09.13
- 緑の翼はSVで羽ばたくか。群馬グリーンウイングス・白岩蘭奈「個の力だけでなくチーム力を見せる」、道下ひなの「自分たちが仕掛けるポイントを明確に」 SV女子 [V1リーグ 女子] / 2024.09.09
- JVA・川合俊一会長「9月、遅くとも10月には次期監督候補者を理事会の場で審議できる準備を進めています」 今季総括コメント [全日本代表 女子,全日本代表 男子] / 2024.08.17
- 女子日本代表 眞鍋政義監督「選手個々の技術、経験はもちろん、戦術・戦略を磨き上げることが急務」、中村貴司強化委員長「チームを導いてくれた眞鍋監督に深く感謝」 今季総括コメント [全日本代表 女子] / 2024.08.17
- 男子日本代表 フィリップ・ブラン監督「今大会の本当のターニングポイントはドイツとの第4セット」、南部正司強化委員長「若年層の育成にも取り組むことができたのは大きな成果」 今季総括コメント [全日本代表 男子] / 2024.08.16
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.