2023-07-22 07:00 追加
小野寺太志「接戦になることを想定して準備していたので、慌てることなく戦えた」 VNL準々決勝スロベニア戦コメント
VNL準々決勝スロベニア戦 小野寺太志コメント
全日本代表 男子
バレーボールネーションズリーグ、ファイナルラウンド第1戦は2023年7月20日に欧州の強豪、スロベニアと対戦。ストレートで快勝した。試合後にミドルブロッカーの小野寺太志選手にお話を聞いた。小野寺選手は速攻でもブロックでも活躍。さらにサーブでも連続ブレイクをとるなど勝利に貢献した。
――今日はファイナルラウンド初の勝利、ベスト4進出。まず、お気持ちをお聞かせください。
小野寺:昨年の記録(ファイナルラウンド第1戦敗退)を超えることが、このVNLでの1つの大きな目標だったので、 結果として勝ててよかったと思うし、初のベスト4で、もちろん嬉しい気持ちがあります。
――1セット目、すごくシーソーゲームで、先にスロベニアにセットポイントも取られてしまったりしましたけれども、あのセットを取り切れたところはこれまでと何が違ったんでしょうか。
小野寺:いや、もともとこういう接戦になるとは想定して僕らも準備してましたし、スロベニアの選手たちのプレーを映像などで、みんなで見ながら、想像しながら練習をしてたので、慌てることなく戦えたのが一番よかった。一人ひとりがその瞬間のベストなプレーを出し続けてたので、均衡した展開となってもすぐに修正もできて、対応もできたんじゃないかなと思います。
――今日の小野寺選手のサーブ、結構スロベニアのレシーブ陣にきいていたように思うんですけども。ミスも少なく、効果率高かったんじゃないでしょうか。
小野寺:そうですね。フローターで、相手にパスをアンダーで取らせると効果が下がるというのは日本のスタッフから言われてたんです。それで少し狙ったところ、アンダーでとってくれてて、結構崩せましたね。オーバーパスで取られた場面もたくさんありましたけど、今日は今までよりかは、良かったんじゃないかなと思います。
――まだ、対戦相手が決まってませんけれども、次の試合に向けて抱負をお願いします。(※この後の試合でポーランドに決定)
小野寺:ポーランドとブラジル。どっちも強豪ですし、また次の試合に向けていい準備するだけだと思う。残り2戦、しっかりとチーム一丸となって戦っていきたいと思います。
――ありがとうございます。
この後小野寺選手はポーランドメディアにも取材を求められ、「イングリッシュ?」と聞かれて少し悩み、「通訳を連れてくるからちょっとまっててください!」といって村島トレーナーを連れて戻ってきた。いろいろ質問されていたが、「次の試合がポーランドになるのとブラジルになるのとどちらがいいですか?」と聞かれ、「ポーランドがいいですね」と答えて、リポーターの女性を喜ばせていた。
取材・写真:中西美雁
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