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会見・コメント

2024-12-20 20:35 追加

ユズがサーブ効果率35.7%で勝利に貢献! 葛藤しながら前に進むSAGA久光スプリングス・中川美柚 

SAGA久光スプリングス・中川美柚インタビュー 

Others / SV女子

令和6年度皇后杯全日本バレーボール選手権大会よりSAGA久光スプリングス・中川美柚選手のインタビューをお届けする。

中川選手は準決勝、大阪マーヴェラス戦にリリーフサーバで途中出場。サーブ効果率35.7%で勝利に貢献した。
酒井新悟監督も「本人の調子は上向き」と語る。
「ユズ」の愛称で親しまれている中川美柚選手。出場機会を巡り、自身の葛藤とも戦いながら皇后杯決勝戦に向け心を整えている。その心境を準決勝後に聞いた。

■SAGA久光スプリングス
●中川美柚選手(アウトサイドヒッター/オポジット)

――第3セット、相手に押される場面からサーブブレイクで巻き返しました。セットは落としたのですが、中川選手のプレーが大阪マーヴェラスのその後の反撃を断ち切ったといっても過言ではないと感じました。

中川:リリーフサーブで試合に入るのは今シーズン初めてでした。
サーブで攻めてディフェンスを頑張る、それが今回の自分の役割だと思って、それを全うしようとプレーしました。その気持ちがブレイクにも繋がったのかなと思います。

――どういう位置づけでこの大会に臨んでいる?

中川:チームが勝つ、チームで優勝するという目標の中で、自分がチームのために何ができるか。何で貢献できるかということを探りながら試合に臨んでいます。
その試合によっていろいろな役割を課せられるとは思いますが、それを全うした上でチームが勝つために必要なことを考え続けています。

――今季は思うように出場機会が得られていない?

中川:なかなか試合に出れなくて悔しい気持ちはあります。
チャンスがあったときに自分のパフォーマンスを出す、そのことを本当に日々考えながらやっています。
難しい状況だからこそ、成果が出せた時にはすごく嬉しい気持ちになれると思います。その時を想像しながら、自分には何ができるか、自分は何のためにバレーボールをやっているのか、そのことを忘れずに日々練習に取り組んでいます。

――皇后杯も含め、今シーズンの抱負を。

中川:もちろんチームが優勝することが一番の目標です。
繰り返しになってしまうのですが、その中で自分に何ができるか、そういったことを考えさせられるシーズンでもあります。
試合に出れないことで気持ちが切れてしまうのが一番良くない。
はがゆい状況の中でもチームのために何ができるか考える。それに尽きますね。
自分と葛藤しながらですけれども、勝った瞬間を、自分が活躍した瞬間を想像しながら日々頑張っていきたいと思っています。

撮影 堀江丈

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