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会見・コメント

2025-03-07 07:23 追加

大阪B・山本智大「アスリートは相手へのリスペクトがあり、相手があってのスポーツ」 SV男子会見

大阪B会見 SV男子

SV男子

3月1日、国立代々木競技場第二体育館(東京都)で開催されたバレーボールSVリーグ男子、東京GB対大阪Bの試合後、大阪Bの会見をお届けする。

■大阪ブルテオン
●永露元稀選手(セッター)

東京GBさんが速いバレーで第1セットを取られ、苦しめられた中で、自分たちもセット間でどのように改善するかを話し合いました。
その修正点を踏まえ、3-1で勝つことができて良かったです。
多くの人の前でプレーできることは当たり前ではないので、その中でプレーできるのは幸せだと感じました。
●西田有志選手(オポジット)

試合ではさまざまな出来事がありました。
第1セットでは自分たちで流れをつかむことができなかったです。
史上最多の人数の中でバレーボールができることは非常にありがたく感じています。
第2セットから自分たちがやり切るべきことが明確になり、それを実行できた点が大切でした。
対策というよりも、自分たちが動けていなかったことが大きなロスになっていました。
第2セットからしっかりと振り切れて対応できたのは良かったと思います。
大人数の中で揉めてしまうと、見ている側からは何をしているのかと思われてしまいます。
事実確認を行い、差別発言があれば許されないことだと思います。
チームで戦っているので、どのような状況でも誰も孤立させず、チームでこれからも戦っていきたいです。
●山本智大選手(リベロ)

大勢の前でこのような試合ができて嬉しく思いました。
昨シーズンのファイナルでここで負け、悔しい思いをしたので、今日勝てたことは嬉しかったです。
まだ修正すべき点があり、第1セットでも勿体ないボールがありました。
そうした部分を自分たちで突き詰め、さらに強いブルテオンを見せられるよう頑張りたいです。
僕たちアスリートは相手へのリスペクトがあり、相手があってのスポーツです。
その気持ちは絶対に忘れず、これからも続けていきたいです。
明日はまた異なる試合になると思うので、良い準備をして皆さんの前で再び良いバレーをしたいです。

――永露選手に。第1セットで西田選手へのセットが合っていない場面があったが、どのように立て直したのか。
永露:良い状態の中で使い切れなかった点が一つあります。
難しい場面で西田に上げていました。
その中でブロックに阻まれたりした場面が印象的でした。

――今シーズンは先発で交代がなく、試合を通して1人でセッターを務めることが多いが。
永露:もちろん調子の悪い日もあります。
試合では相手とのバトルです。
その中で気持ちを込めて生き生きとプレーすることが大事です。
自分1人ではなく、選手全員やベンチのスタッフとコミュニケーションを取りながら、相手のシステムや選手の状態を見て使うなどの話し合いをしています。

――試合後の会場インタビューで、試合中の発言についてコメントしたことについて。
永露:スポーツ選手は(相手への)リスペクトを持つものだと考えています。
バトルでは気持ちが入る中で、強く言ったり穏やかに言ったり、(心の中が)見えない部分で進んでいます。
今日はそれが表面に出て、選手一人一人が熱くなったのだと思います。
(今日の行動や発言については)改善というよりやめてほしいです。

――西田選手に。第4セットでサービスエースが多くなったが。
西田:相手のペースにずっと合わせていたのが、今日の良くなかった点でした。
第4セットから自分のテンポを見つけられたというか、これだろうという感覚で打ち続けられました。
この体育館はやりづらさが非常にあります。
1日の会場練習で感覚をつかむことはできても、試合になると多くの方に入っていただき、景色が変わります。
対応に時間がかかりすぎたとは思います。
第4セットでギアを上げられたのは良かったと感じます。

――(クラブ主催試合としては)史上最多の観客数(9842人)で行われたことについて。
西田:非常にありがたいと感じます。
東京という地で史上最多の観客数の試合でプレーできたことは嬉しかったです。
バレーボール界にとってもありがたい環境であり、その中でプレーできたことは光栄に思います。

――試合後に(ミゲル)ロペス、(トーマス)ジェスキー選手と話をしていたことについて。
西田:シンプルに、僕たちはチームで戦っています。
別の国で1人でプレーすることは非常に感謝すべきことです。
メンタル面でも、私たちが経験したことのないものでした。
1人で戦わせることは絶対にしないし、大丈夫だよと伝えました。

――山本選手に。史上最多の観客の中でPOMに選ばれ、リベロの魅力を示した意義について。
山本:正直、(POMは)僕ではなく西田選手だろうと思いました。
バレーボールは1人でやる競技ではないので、私がディフェンスしたボールを永露選手が良いトス(セット)を上げ、アタッカー、特に今日は西田選手が要所で決めてくれました。
僕というより、みんなで取ったPOMだと感じます。
まだ詰めるべき部分があるので、映像を見直して修正し、今日より良いプレーをしていきたいです。

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