2017-06-15 17:30 追加
山村宏太「思い出に残っているのはやはり、オリンピックを決めた試合」阿部裕太「まだまだ終わりません!」
引退・退団特集
SV男子
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trong>山村宏太(勇退→サンバーズコーチに就任)
――現役最後の試合を終えての感想を。
山村:最後の試合となったんですけど、堺さんもうちも、いい試合ができた。エキサイティングな試合で、最後の試合としてはよかったと思います。
――大会に臨む前におもいはあったのでしょうか。
山村:最後の試合だったので、ありましたね。リーグ戦でもスタートで出られなくなっていて、最後にもう一度自分の力で優勝したいと、スタートでできるよう調整していました。堺戦に温情とかではなく、自分の力で立つことができたと思っている。悔いを残さない試合ができたと思います。
――ブロックもサービスエースもありましたが。
山村:やはりブロックはとても気持ちいいですし、チームを盛り上げるというのが僕の一つのスタイルなので、それを最後まで発揮できたと思います。
――胴上げされたときの気持ちは。
山村:複雑な気分ですね。最初この大会が始まるときは、優勝して胴上げしてもらうつもりだったので、負けたら胴上げしてもらうつもりは全くなかった。でもあそこまで求められたらしかたないですよね(笑)。でもまあみんなに送り出してもらって感謝しています。
――代表でもプレーされて、一番思い出に残っているのは。
山村:いろんな記憶に残る試合はたくさんあるけど、僕はバレーボールというのは、試合をしている選手と観客の皆さんが一体となれる素晴らしい競技だと思っている。そういう試合をたくさんできたのではないかと思っている。本当に充実したバレーボール人生を送ることができた。
――試合が終わった瞬間は。
山村:ただただ今日の試合に勝てなかったのが悔しかった。
――そのあとじわじわと?
山村:まだ実際実感はまだなくて、まだまだプレーはできると思うんですけど。ちょっとうるっときたけど、ここで泣いたら自分らしくないなと思って我慢しました。
――名残惜しいところはありますか。
山村:名残惜しさは何もないです。体がボロボロになるまでやらせていただいた。故障がいっぱいあって、これ以上続けてもこれ以上のパフォーマンスを発揮することはできないでしょうし。悔いはないです。
――次世代のバレーボーラーへのメッセージを。
山村:東京五輪までどういう準備をするか、そこで何をするか。長期的な視野を持ってほしい。泣いてないですよ。汗ですよ(笑)。リーグ戦から、勝ちきるべき試合を落としてきているのが最近のサンバーズ。コートの中に入って、だいぶ厳しい叱咤激励もした。何が足りないかと言われたら、もっと一人一人が、人とのつながりをもっと本気でつながっていかないといけない。うわべだけの言葉の重ね合わせだけでなく、お互い腹を割って話すこと。バレーボールにかけられる時間は本当に一瞬なので。
――思い出に残っている試合を3つ。
山村:やっぱり思い出に残っているのは、オリンピックを決めた試合。応援してくださる声が腹に響く感じ。あの感じを追い求めて、あのあとも、ずっとバレーボールをし続けてきた。今日もですが、体育館が満員になってやれるのは選手にとって本当に嬉しいこと。そういう環境作りも、今後僕の仕事になってくると思います。
あと二つは大学の6連覇の決勝。もう一つはVリーグ優勝。やっぱり勝ってる試合ですよね。でも今日みたいに負けた試合、入れ替え戦に行った悔しさとか、そういうのも思い出深い。
いいときばっかりでも苦しいときばっかりでもなかったし、全部を含めて僕という人格を形成してくれた。振り返ると全部が思い出に残る試合です。
――強かったときに入社して、最近は入れ替え戦も経験しました。
山村:そこをつかれると、ちょっと痛いですけど。厳しさを伝え切れていない。チームに厳しさを与えることができなかった。それが浸透しなかったのが反省としてある。そこは今後追求していきたい。
――最後、同級生で同じポジションの堺の松本慶彦選手と抱き合っていましたが。
山村:あいつすげーわ。本当にスゲー。だからこそ、引退せずにやっていけるんでしょうけど。でも今日はすごすぎでした。ほぼほぼ決められてしまったんで。感慨深いものはありました。僕も何連戦はもう無理なんで、ここに照準を合わせてきました。
まだまだマツにはがんばってほしいですよ。東京もあり得るかもしれないですよ。
――ファンへのメッセージ。
山村:悔しい結果に終わってしまったんですけど、これから僕もサンバーズのスタッフとして残りますので、ファンの皆さまと一緒になって強いサンバーズを復活させます。
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