2019-03-25 08:58 追加
岡山・宮下遥、補完計画完了。「二人の遥」に決着。河本昭義監督「勝てるセッターがいいセッター」
Vチャレンジステージ記者会見(岡山シーガルズ)
SV女子
3月17日に深谷市総合体育館(埼玉県)で開催されたVチャレンジステージ、岡山シーガルズ対PFUブルーキャッツ(25-15、25-18、25-23で岡山の勝利)から岡山シーガルズの記者会見コメントをお送りする。(PFUの記者会見は3月23日に掲載済み)
シーズン最後の試合が終了したということもあり、終始和やかなムード、温かな雰囲気の中で会見は行われた。
今回は会場の雰囲気や、ファンや他チームの選手からも「先生」と慕われる河本昭義監督のバレー哲学の一端も含めてお伝えできればと思う。


●河本昭義監督

先週のアクア(KUROBE)さんとの戦いで勝ち点が3になり、レギュラーシーズン5位はプラス1点の持ち点があるので、もう下(V2降格)は意識しなくていいということでチャレンジステージに臨みました。西(Western Conference)で勝ち点30を得ながら、チャレンジステージに回らざるを得なかった。その残念な気持ちっていうのは、私の中にも非常にあって。それを今日の試合の中でどのくらい選手がいい形で表現してくれるのかなと思ったのですが…。あんまり良くはなかったですね。まあ、悪くもなかったんですけど。結局PFUさんもうちもお互い自滅というか。失点、ミスが多い。
攻撃力とかディフェンスに余裕がないチームは、やはり失ってはいけない点を失ってはいけない。そういうところをずっと言い続けているんだけれども、シーズン最後の締めで(達成するのは)非常にむずかしかったかな、と。その辺のところができないと、よそのチームとの違いを出せない。来季に向けて、そういったことをやりきらないと、(強くなるのは)難しいのかな、と。(試合中に)隙を見せるというか…非常に難しい表現なんですけれども、見てて楽しい勝ち方というのは確かにいいのですが、認識の甘さというのが今日出ましたかね。

私は選手を全員使ってあげたいと思ってるんです。(厳しい)口とは裏腹に。選手を信じているので。普通はメンバーチェンジというのは不必要にしないものです。その方がリズムを取れるんです。ところが、そういうメンバーチェンジを敢えてしなくては、成長しない。その方針はチーム全体として認識ができています。ただ、そういうチャンスをもらった時に一個人のクセというか、性格が出てくる。この辺のところがこれからの課題かと思います。
今日は高野(由里加)選手が1本、普段あまりしないような好プレーをしたのが非常に印象的だった。それと、川島(亜依美)選手が角度のあるブロックを鋭角に落とした。この2本が良かったですね。他はまあ…平凡でした。そう言うと冷たいようですけど、私からの愛のある(笑)言葉です。
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