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バレーボールマガジン>インタビュー>サントリー 藤中謙也「全員攻撃で勝ちに行きます。今季は攻撃でも数字を残したい」

インタビュー

2017-10-26 16:57 追加

サントリー 藤中謙也「全員攻撃で勝ちに行きます。今季は攻撃でも数字を残したい」

V1リーグ 男子

──8月に開催されたユニバーシアード大会で銅メダル。自信や力になったのでは?
藤中:一番感じたのが、自分がスパイクを打つときの相手のブロックのうまさや高さ。それに対してユニバではいい経験ができました。どうやったら決まって、決まらなかったときには何が悪かったかがわかるようになったかなと思います。別に脇を抜かなくても上でワンタッチを狙いにいったり、ストレート狙えれば楽にというか、2枚を相手にしなくてもいいという考え方もできるなって思いました。

──そういうことができれば、プレーの幅が広がるし、余裕も持てますよね。
藤中:そうですね、余裕ができるのが一番大きいなと思います。今季は攻撃も頑張りたいと思います。

──今季、「柳田さんがいないから」という声も聞こえますが、その点はどう感じますか。
藤中:まあそう言われがちですが、やっている僕たちが、“(柳田さんが)いたらなぁ……”ってまったく思わないので。柳田さんがいるときとはまた違ったチームになっているんじゃないかなと思います。自分がやることは変わらないと思っていますし。

──今季のスローガン「つなぐ」については、どんな思いがありますか?
藤中:コミュニケーション。気持ちをつなぐ。ボールをつなぐ。いろんな意味での「つなぐ」があるんですが、「人としっかりコミュニケーションを取りなさい」「コート内でしっかりしゃべれ」と言われますし、ボールをつなぐという意味では、ディグや二段トス、スパイクの前の段階までを強化してやっていたので、それがいい感じできているんじゃないかと思います。

──自分でも声を出してしゃべっていますか? 先輩にもなりましたし。
藤中:はい。でも昨年と違って、ついていくだけじゃなくなっているので、チームの一人として、思ったことや疑問に思ったことはチームに言えるようにしたいと自分の中では思っています。

──さらに1ステップ上がって、日本代表に入ってほしいという声もあります。
藤中:まあ……目指してなくはないですけど、代表シーズンが終わったこともあるし、今はVリーグでという思いが大きいです。来年の全日本についてはあまり深く考えていないです、僕の中では。

──では、選手として1ステップ、2ステップ上がるためには、どのあたりを頑張りたいですか。
藤中:チームではディフェンスメインというふうに言われますが、自分自身それに満足しているわけではないので、比較的得意なディフェンスでも、強いサーブがきたら返せるのかと思ったり技術が足りないなと思いますし、スパイカーである以上は攻撃の部分でも数字を残していきたいと思います。

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