全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>JT深津「(終盤の大逆転劇)ある意味開き直った」サントリー栗山「あと1点取れないのが僕らの課題」

会見・コメント

2018-02-11 23:41 追加

JT深津「(終盤の大逆転劇)ある意味開き直った」サントリー栗山「あと1点取れないのが僕らの課題」

サントリー・JT戦会見コメント

V1リーグ 男子

JT深津「(終盤の大逆転劇)ある意味開き直った」

 

深津旭弘

ちょっと色々あったんですが、チーム全体で運良く最終的には勝てたんで、良かったかなと。また、細かいところとか、技術的な部分だと思うんで、こっちが押されちゃうとか、そういう状況作っちゃうのはそういうとこだと思っているんで、試合に臨むという気持ちは、アップからできてると思うので、それを継続して、来週に臨みたい。

 

小野寺太志

序盤、自分たちから流れを悪くしてしまうプレーが多かった。そこを相手に先にいかれてしまう部分があった。中盤、終盤で良いプレーができた。ラスト1点が取れないとか、詰めの甘さが出たと思うので、しっかりまた次の試合に備えたいと思います。

 

――小野寺選手、スパイクにブロックに活躍してましたが、チームとしてどういう指示を?

小野寺:セッターの傾向とかデータがあったんで、それに従って、大宅も同い年でアンダーカテゴリー(の日本代表)とか一緒に大会に行ってる中なので、特徴であったりとか、相手がどういう風に考えてるかというのはよくわかるので、それで今日は多く止められたのかなと思います。

 

――小野寺選手、内定選手ながらいきなりスタートから使われてますが、その感想は?

小野寺:今はチャンスをもらっている。出てますけど、僕もポジションを確約されているわけではない。他の先輩方もすごい方がおられますし、僕は先輩方に負けないようにプレーするだけですし、試合になったら緊張しますけど、それでも試合にはチームの一員として出させてもらってるので、それに貢献できるようにと思っています。

 

――小野寺選手、第5セット、あのサーブ、1本もミスが許されない中でどういう気持ちでサーブを打っていたのか?また、次、豊田合成に向けての気持ちを。

小野寺:終盤ああいった形でサーブが回ってきて、すごい緊張しましたし、僕がミスれば試合が終わってしまうと思ってましたし、僕自身はあまり良いサーブを打ったとは思ってないですし、やっぱり相手が硬くなって崩れてくれたというのがあると思う。ミスできないこの試合の中で一番緊張した場面で、そこを先輩がたがブロックしてくれたり、得点に繋げてくれたり、そこが良かったのかなと思う。来週、豊田合成とパナソニックと当たるんですが、3レグああいう悔しい負け方をしたので、上位に進むためにも落とせない試合だと思うので、3レグ何がダメだったのかもう一回見直しながら気持ちを作って戦って行きたいと思う。

 

――深津選手、同じような質問ですが、第5セット、10−14でこれ以上落とせない状況で、深津選手もワンタッチブロックを取ったり、どういった心境で?トスも、ラリーが続く中でどういった選択肢を?エドガー選手で勝負すると?

深津:僕の中ではエドガーで第一に攻めるというのが、ああいう状況だったんで、決まってたんで、そこでラリーになってああいう形に運良くいく部分もあったし、こっちが最終的に粘り強くできた部分もあった。良かったなと思う。やる方はああいう状況になったら、ある意味、開きなおりみたいなものがあった。逆に向こうの方があと一点取らなければならないとかプレッシャーがかかってきているのかなと思った。

 

――相手にプレッシャーがかかっているとは感じていた?

深津:それはもう、小野寺のサーブが、へなちょこサーブであれだけ崩れるわけですから、それだけで相手がプレッシャーを感じているとはわかるし、ああいう状態になったのが良かったのかなと。

 

JTヴコビッチ監督「途中出場の選手たちが良い仕事をした」

 

ヴコビッチ監督

昨日の会見で、ファイナル6の戦いはレギュラーラウンドの結果はもう関係ないという話をさせていただいたが、思ったような展開になった。試合振り返って、1セット目リードしてる展開から逆転されて、取りきれなかったのはすごく残念ですし、そこから流れを失ってしまって0−2になった展開から、すごい厳しい状況に追い込まれましたが、選手が気持ち的に諦めることなく、0−2の状態から2−2に追いついて、5セット目の10−14ともう本当にいつ終わってもおかしくなかった状況ですけど、そこから取り返せることができたのは素晴らしいことだと思うし、選手に感謝したいと思います。この試合ですごく良かったのは、ベンチの途中出場の選手たちが、プレイ時間の長い少ないはありましたが、1ポイント、2ポイントで入った選手でありましたし、例えば、2セット目から入った吉岡選手だったり、リベロの唐川選手はサーブブレイクの時に入ってましたし、あとは八子選手だったり、安井選手だったり、町野選手だったり、全員がチームのために良い仕事をしてくれたのは素晴らしかった。

 

――4セット目の16−15の、謎のノーカウントがあったんですが、あれはどういことだったのでしょうか?いまいちわからなかったのですが。

ヴコビッチ:自分が思うことは、ここでいうことは、フェアにいきたいので触れるつもりはないですが、お客様も皆さまもご覧になったように、アタックにいったボールがアンテナに全く触れてなくて、アンテナを取られて、なぜかノーカウントになりました。思うことは察してくれればと思います。

 

――サッカーとかだったら、試合後にチームとして(判定にたいする)申請みたいなのがあったとおもうのですが。

通訳:一応話はしました。GMのほうからジュリーの方に話して、監督とも。対応はこれから考えると思います。

 

――一応勝ったからと思ったから良かったものの、あのプレーによって感情的になって、プレーにも影響が出ると思います。例えば、エドガー選手は特に影響を受けているなと思いました。今日の試合に限らず、Vリーグの試合は、審判の判定がブレたりしてるということが度々あると思うのですが、どう思いますか。

ヴコビッチ監督:おっしゃる通りとは思いますが、特に今週ファイナル6ありますけど、3週間ありますけど、全チームここに全てが凝縮されていてもおかしくない戦いだと思う。全チーム、プレッシャーがかかる状況ですし。そういう状況の中ではどのチームも良いジャッジを期待しているとは思う。試合の中で、ああいう形でジャッジがあった後にナーバスになってしまうのは、あまり良くないのかなとは思う。冷静にプレーすべきとは思う。ただ、判定が曖昧だったり、コロコロ変わるのはプレーしにくいと思う。

 

――次週に向けて取り組むことは?

ヴコビッチ監督:もちろん来週に向けて課題は見つかりました。まずはサーブですね。すごい良いサーブで崩すことができた一方で、ミスでなかなか攻められない時間帯もあった。そこはしっかりチーム全体で改善していきたいなと思います。新しい選手が入っているので、力のない部分はあるかもしれないが、それでもコミュニケーションの部分を向上させて、誰がトスをあげるだとか、トスの質の部分もそうですし、もっとできた部分がある。ゾーン4のアタック決定率が今日はそこまで良くなかったので、そこの部分、数字というのも上げていかないと思う。

 

――小野寺選手を(3レグから)スタメンに抜擢して、どんなことを期待していた?

ヴコビッチ:今日も良いプレーをしていた。チームの中でもセカンドスコアラーだったし。4つブロック決めて、クイックも12本決まって、彼のサーブのところで27本打って、彼のところが一番ブレイクポイントも取れましたし、トータル14ポイント彼一人でとることができました。

 

――10−14のあの展開から、監督としてはどういう指示を?

ヴコビッチ監督:何か特別なことを言ったと思われてるかもしれませんが、そこは諦めずに絶対信じて戦おうことだけ伝えました。

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック