2018-03-30 08:30 追加
Bisons ビュールWS対角対談 柳田将洋、コルビン・バルスター(前編)「マサと一緒にプレーできるのは大きな喜び」
柳田将洋☓コルビンパルスター対談
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全日本男子のエース、柳田将洋選手と、チームメイトのコルビン・パルスター選手。ドイツ1部リーグの中堅チーム・ピュールを引っ張るアウトサイドアタッカーのおふたりに、フリードリヒスハーフェンとのホームゲーム(0-3でビュールは敗北)後にお話を伺った。(取材日:2月4日)
――お互いの第一印象はどうでしたか?
柳田:最初に会ったのは宿舎の部屋だったよね?
バルスター:そうそう! 僕はイタリアの宿舎で寝ていて、だよね? 僕は部屋で寝ていて、次に起きた時に同じ部屋で誰かが横になってて、そして朝食のときに「ああ君がマサか! ナイス! 僕は昨夜君の隣で寝てたんだよ!」って話をして(笑)。僕はそのとき、とてもワクワクしていてハッピーだったんですよ。そんな、大人気で経験豊富で高い技術を持った選手と一緒にプレーできると思うとうれしかったんです。あと日本のバレーは他の国のバレーとは違うんですよ。選手はそんなに大きくはないけど、彼らは速くプレーする。インクレディブル(信じられない)です。
バルスター:僕にとってはインクレディブルですよ、本当に。僕は日本のように速いバレーをするのがとても好きなんです。たぶん僕はマサのようには速くはないんですが、でも好きなんです。とにかく僕はとてもハッピーです。彼と一緒にプレーするのはとても刺激的です。できれば来シーズン、あともう1シーズン一緒にプレーできればいいな。そうなれば最高ですね。
――柳田選手はどうでしたか?
柳田:最初は今よりもっと英語が話せなかったんです。それなのに優しく接してくれたので、ホント良かったな、いい人だなと思いました。それで歳を聞いたら20歳で驚きました。みんな優しくて、コルビンももちろん優しくて、凄いやりやすかったですね、一緒にやってて。
柳田:プレーに関してはパスが安定していて、バランスのとれた選手だなというイメージです。スパイクもしっかり打てて、ブロックもしっかり位置取りできたりとか、なんか大きく欠けてる部分があまりないので、とてもバランスがいい選手と思いました。
――その後一緒にプレーしてお互いの印象が変わったりしましたか?
バルスター:ノー、変わってないです。毎試合彼と一緒にプレーできることは大きな喜びなんです。練習でも、また今日の試合でもあったように、ときどき彼は「コルビン、今の見てたでしょ? どうだった?」と自分のプレーについて僕に聞いてくるんですが、彼のプレーを見て学ぶことはとても多いです。僕はそんなに強いアタックを打てません。確かに彼より少し背が高いけど、現時点では彼がやっているのと同じようにようには何一つできていませんよ。だから僕はレセプションでベストを尽くして、チームに貢献しようとしています。とにかく、本当に彼と一緒にプレーすることができてとてもハッピーです。
柳田:ほめ過ぎだよ。
バルスター:ノーノ―、これは事実だよ(笑)。
柳田:いやいや。僕のコルビンのイメージは真面目な感じがしますね。ふざけている選手の中でもコルビンは少し引いて冷静に見ているところがある。クレバーというか、クールなところがありますかね。一緒にワイワイふざけたりしないで、コルビンはちゃんと見て、やるとこはしっかりやっている。ティム(・ストアー、WS)とかは、たまにはじけちゃうときがあるけど、コルビンはあまりないです。
――バルスター選手、柳田選手にクールなイメージを持たれているそうですよ。
柳田:素晴らしいと思うよ。クール、グッドガイ(笑)。
バルスター:ノーノ―ノー(笑)。でもありがとう(笑)。
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