2018-10-01 13:42 追加
中田久美監督「悔しいが、プラスになる試合だった」古賀紗理那「自分たちのミスで相手に点を渡してしまった」 世界選手権オランダ戦会見コメント
女子世界選手権 オランダ戦会見コメント
全日本代表 女子
9月30日に行われた女子バレーボール世界選手権第1次ラウンド第2戦、オランダ戦後の記者会見コメントをお届けする。
■中田久美監督
非常に悔しい思いでいっぱいです。でも、選手たちは積極的に最後までプレーしてくれたと思います。もちろん課題もたくさんありましたが、私たちにとってプラスになる試合だったと考えます。まだまだこれから試合は続きますので、しっかりと気持ちを切り替える部分は切り替えて、また明日からの試合を頑張りたいと思います。
―― ネーションズリーグのオランダ戦の時と比べて成長した部分と今日の試合でよかった点は?
中田:ネーションズリーグでオランダと戦った時は、試合をする以前の雰囲気だったりとか、 チームがまだ出来上がっていなかったというのがあると思います。あの時に比べるとチームらしくなってきたのかなと。よかった点は、サーブで積極的に攻めて、相手の攻撃を絞ることができていたことは非常によかったと思います。
―― アルゼンチン戦とローテーションを変えた意図とその効果は? また、 最終セットで黒後(愛)選手が追い詰められた場面からサービスエースをとったことに対する評価を教えてください。
中田:マッチアップに関してはサーブ順だと思います。昨日の試合で新鍋(理沙)のサーブが非常に良かったので、新鍋のサーブから始まるようにしました。ミドルブロッカーの入れ替えに関しては、試合の途中から奥村(麻依)に相手のオポジットの選手が3回当たっていたので、そこをミドルに入れ替えて、 荒木(絵里香)と相手の10番の選手を当てるようにしました。
黒後のサーブに関しては、 度胸があり、まだまだ課題はあると思いますが、最後まで諦めないで頑張ってくれてよかったなと思っています。
――1セット目のリードしたところから逆転されてしまったことの原因と、競り合ったセットを3つ落としましたが、肝心なところで取りきれなかった原因をどのように分析されていますか?
中田:1セット目についてはサーブレシーブで崩されたことが原因だと思います。この場面で2枚替えをすることも考えましたが、そんなにミドルも悪くなかったですし、昨日のアルゼンチン戦を踏まえて、ここに冨永(こよみ)と長岡(望悠)を入れることに対しての効果を考えた時に、それほど効果を発揮しないのではないかと。それよりも新鍋のライトからの速い攻撃も決まっていましたし、ディグの安定ということも考えて、(新鍋を)使い続けました。たらればの話になってしまいますが、2枚替えももちろん考えていました。
――3セット目の競り合っていた時に、 後衛で黒後選手を内瀬戸(真実)選手に交代し、そのまま前衛でも内瀬戸選手を起用してブロックにつかまって、その後黒後選手を戻しましたが、内瀬戸選手をそのまま前衛で起用した理由は?
中田:迷いました。サーブレシーブは返っていたので。黒後がだんだん波が出てきたので休ませようと思ったのですが、 内瀬戸はいいところで切り込んだものの、 相手のブロックが最初から2枚付いていたので止められてしまい、黒後を戻そうと判断しました。
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