2019-03-21 08:39 追加
日立・渡邊久惠「イージーボールの処理が雑で、フォローもできていなかった」 東レ・井上奈々朱「ブロックとディフェンスがうまく機能した」
V1リーグ女子 ファイナル8 東レ対日立 会見コメント
V1リーグ 女子
3月16日に深谷市総合体育館で行われたV1リーグ女子ファイナル8、日立対東レ戦の記者会見コメントをお届けする。
東レ 3(25-17、25-15、25-16)0 日立
■日立リヴァーレ
●角田博文監督
何とか勝ちに結びつく試合がしたかったのですが、前半は自分たちのペースでできたものの、一度崩れたら立て直しが難しかったです。今日、佐藤(美弥)の代わりに出た小野寺(友香)とアタッカーのコンビが合わず、相手にチャンスを与えてしまいました。3セットを通して、決定力の差が出た試合だったと思います。
――佐藤選手が試合に出場できなかった理由は?
角田:諸事情があったためです。
――小野寺選手を起用するにあたり、何か声をかけたり、指示を出したりしたことはありましたか? また、期待した部分は?
角田:単調になってもいいので、丁寧に上げるように言いました。また、ブロックの面で期待できるのではないかと思ったのですが、やはりヤナ(クラン)選手は高いですね(笑) 上からストレートで打たれたりしたので…。これからに期待したいと思います。
――スタメンに芳賀(舞波)選手を起用した理由は?
角田:つなぎなど守備面が優れている選手なので、そこに期待しました。また、ブロック力があるので、ヤナ選手、黒後(愛)選手の攻撃に対して何とか引っかけてくれればと思い、起用しました。
――残りの試合をどのように戦っていきたいと思いますか?
角田:選手たちには日立としての意地を見せろと。リーグを戦っていく中でいろいろな人にバックアップしてもらっているので、そういう人達に感謝の気持ちをコートから伝えられるような試合をやっていこうよと話しました。残り2試合、そういう気持ちを忘れずに戦っていきたいと思います。
●渡邊久惠選手
今日の試合は1セット目の最初のうちはサーブでしっかり攻めることができ、相手を崩したところでの自分たちのブロックもしっかり機能していたので、いいリズムでスタートできたと思ったのですが、イージーミスが出て、そこから崩れてしまいました。ハイセットも打ったところでフォローに入ってなくて、ディグも上がらず、そのままの流れで1、2、3セットととられてしまった印象です。
――試合の途中からベンチに下がって試合を見る時間がありましたが、コートの外から見て感じたことは? また、タイムアウト中にみんなによく声をかけていましたが、どんなことを話しましたか?
渡邊:コートの中にいる時はあまり感じていなかったのですが、外から見ていて、イージーボールの処理が雑でしっかりセッターに返らず、フォローのボールも上がらず、単発に終わるプレーが多いと感じました。なので、タイムアウトの時にいちばんにフォローをしっかり意識して、サイドアタッカーにしっかり思い切り打たせていけるようにと声をかけました。また、個々には思い切りやるしかないということを声掛けしました。
――現在のチームの状態、雰囲気をどのように感じていますか?
渡邊:レギュラーラウンド、年明けから連敗が続き、ほぼ順位も確定していて、ファイナル8に入るにあたり、自分たちのバレーを変えていかなければならないと感じました。もう一度速いバレーをするにはレシーブを意識して、セッターが上げやすいパスを出すことと、サーブで攻めて、相手を崩し、ブロックの的を絞ることだと思うので、それをポイントにファイナル8まで練習してきました。
現在は雰囲気も悪くないですし、練習してきたことはできるようになってきているのですが、今日はそれが継続できなかったので、明日の試合ではいい雰囲気で入り、それを継続できるようにしていけたらと思っています。
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