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会見・コメント

2019-12-04 12:00 追加

デンソー・鍋谷友理枝「大きな1勝でした」トヨタ車体・山上有紀「トスは通過点を意識しています」

V1リーグ女子 レギュラーラウンド 交流戦 デンソー対トヨタ車体 記者会見コメント

SV女子

11月30日に宝来屋郡山総合体育館(福島県)で行われたV1リーグ女子レギュラーラウンド交流戦の記者会見コメントをお届けする。

第1試合 デンソー 3(27-25、22-25、21-25、26-24、15-12)2 トヨタ車体

■デンソーエアリービーズ

●鍋谷友理枝主将

今日は本当に苦しい試合でした。代わって入った選手をはじめ、チーム一丸となって勝てた試合でした。自分たちにとって大きな一勝だったと感じています。

●井上琴絵選手

難しい展開が多かったんですけど、チーム全員粘り強く守って、それからしっかり攻め続けました。それができたことが勝利につながって本当に良かったと思います。

●東谷玲衣奈選手

工藤(嶺)選手と交代で入りました。最初の方は緊張していて周りにお尻を叩かれてのプレーだったんですけど、フルセットになってしっかり勝ち切れたのは自信につながりました。先週、パワーヒッターのいるチームに負けたことがすごく悔しかったので、今日は勝てて嬉しかったです。

●兵頭由希選手

1セット目の後半から出場しました。自分は緊迫した場面で出ることが多くて、その時は勢いを出していけるんですけど、そうじゃない時にも集中して持ち味を出していけるようになりたいです。

――兵頭選手に。自分がチームに求められている役割をどう捉えていますか?

兵頭:自分はチームの状況が苦しくなった時にコートの中を立て直す、勢いをもたらすために入っていると思います。だから表情だったり、声出しとかは欠かさずやろうと思っています。明るさだったり、1点とったらすごく喜ぶとか、チームに流れを持ってくるというのを意識してやっています。スパイクも今年からはより幅広いところで攻めていこうと思っています。

――アップゾーンもとても元気が良いですね。特に今年は強化されたと感じます。

一同:(笑)

――どなたか率先して指揮を取っている人がいるんでしょうか?

一同:(兵頭選手を見ながら)彼女がリーダーです。

兵頭:監督にも言われて、去年から取り組んでいます。前の年はひとりでみんなに「こうやりましょう」と言っていたんですけど、今年は田原(愛里)さんがフォローしてくれて、二人で陣頭指揮ができています。それに全員が乗ってくれて、すごく一体感が作れていると思っています。

――東谷選手に。今日のコメントでも先週の会見でも、とても謙虚な姿勢が伺われました。川北監督にそのお話をしたところ、彼女は時に謙虚過ぎるかな、とも。

東谷:え、もしかして監督はダメ出ししてました?

――いや、違います。クレバーだと大変感心されていました。チームが東谷選手の良いものをどんどん出せるようにしてあげたいな、と。

東谷:ありがとうございます。バレーボール、今すごく楽しいんですけど、楽しすぎる時って(調子に乗ると)なんか起こるんじゃないかと…つい、そういう控えめな気持ちが出てしまうので…頑張ります(笑)

――鍋谷主将に。鍋谷主将が感じていた勝ち続けることの重さ、一旦そこから解放もされました。あらためてこの1週間はどう過ごされましたか?

鍋谷:勝っても負けてもそれが極端に表に出ることがないのがこのチームの特色というか。兵頭にしても田原にしてもいつも練習からすごい盛り上げてくれていて…すごく助かっていますし、負けたからといって(落ち込むわけではなく)ポジティブに切り替えてできていました。1週間、良い雰囲気だったと思います。ホームゲームなのでこの試合、私自身は絶対勝ちたいなと思っていました。昨シーズントヨタ車体さんに勝てていないので…まずは良かったと思います。

――井上選手に。今日のご自分のプレーでリベロの醍醐味、楽しさをみんなに伝えることができたと思いますか?

井上:まだまだ拾えるボールがあったし、良いレシーブができていればアタッカーやセッターも、もう少し楽に点を取れていたシーンがあったと思います。もっと自分の中で精度を高めていきたいと感じました。前回の試合も全てが悪いわけではなかったのですが、今日の試合に関しては、しっかり自分たちの中のことを確認し合いながらできていました。ですので、ところどころで良いディフェンスができたのかなと思います。

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