●小澤史苑主将

ここまで連敗が続いていて、厳しい状況だということは自分たちでもよくわかっていました。でも、私たちが大切にしていること、目標は「しっかり楽しんでバレーをする」っていうことです。楽しみながら勝ちにもこだわって頑張りました。今日はその結果が出たかなと思います。

●渡邉優選手

2022年になってなかなか勝てない試合が続きましたが、今日はまず楽しくやろう、と。プレーで自分のやるべきことをしっかり果たすことができましたし、何より試合を楽しいと感じることができました。

●宮田あかり選手

ラリーの中で苦しい場面もたくさんあったと思います。その中でもみんなが必死につないで、何とか返して、そして最後に1点をもぎ取る。そんな場面が何回も作れました。それがリガーレらしさなのですが、その「らしさ」をしっかり発揮できたのが良かったと思います。

ーー小澤主将に。仙台という土地には特定の競技だけでなく、競技を横断して地元のスポーツを盛り上げようとする空気があるように感じています。実際、地元の支援や雰囲気をどのように感じていますか？

小澤：宮城県はスポーツが盛んで、野球だったり、サッカーだったり、女子のサッカー、バスケとか…いろんな競技がありますが、私たちもそういった他の競技を見に行かせていただいています。そうやって他競技と触れ合う中で、いろんな人から「バレーボールの選手だよね？」って声をかけてもらって。そういう場所で私たちのことを知っていただけて、今度はバレーの応援に来てくれたりします。スポーツを盛り上げようという県民性っていうか、宮城県のそういうすごくいいところが私たちの目指すものともマッチしてると思っています。そうやってバレーに興味を持ってくれた人をもっともっとバレーボールに引きつけられるように、私たちが楽しんでバレーをやっているところを見てもらって、「バレーボールって楽しいんだな」っていうのをたくさん感じてほしいなと思っています。

ーープレーヤーとしての今シーズンの達成度は？

小澤：試合によって自分の中でも波があったりして。調子が悪い時にどこで踏ん張れるかっていうところが課題だと思っています。レシーブだけではなく、アタッカーとしてしっかり点数を決めていくこと、相手を崩していくことを意識して今回もプレーしました。今日の試合の中でもまだ波があるかなと思います。調子が下がった時にそこからどれだけ上げられるか、下の波をなるべく高く持っていけるように頑張っていきたいと思います。

ーー渡邉選手に。今日のプレーについての感想を。

渡邉：今年に入って、なかなか思うようなプレーができていなくて、すごく悩んだ時期がありました。でも、今日は試合を通して絶対に勝ちたいという気持ちが強く出せて、だからスパイクも思いっきり打てました。途中からメンバーチェンジで入ったんですけど、みんなが粘って拾って繋いでくれたボールを「自分が必ず最後に決める」という気持ちを強く持って臨めました。それから、自分はサーブが一番の武器です。今後もサーブの強化を頑張っていきたいと思います。

ーー宮田選手に。個人成績も好調です。（現在、アタック決定率2位。ブロック決定本数3位）　今シーズン通してプレーの手応えは？

宮田：最初は思うようにプレーができなくて、みんなに助けてもらって…。今もずっと助けてもらっている状況ではありますが、経験したことをその場限りの知識にしないで、頭の中で整理して、しっかり身につくように常に心がけてやってきました。そこが今シーズンに結果となって発揮できているのかなと感じています。今日の試合も自分としては納得のいくものではなかったと思っているので、改善していきたいです。残りの6試合ではもっと頼りにされる選手になりたいし、もっとリガーレを強くできるような軸になりたいと思っています。

ーーチーム最多の21得点。ミドルとして素晴らしい数字ですが、どういうところに納得がいかなかった？

宮田：速攻はもっと決められたんじゃないかなって。ブロックに捕まったりもしていました。そこをもっと切り抜けて、相手を圧倒できるような流れを作りたいなって思います。

ーー個人賞を狙いたい？

宮田：個人賞にはあまりこだわってはいないんですけど、チームに貢献したいっていう気持ちが強いです。

佐藤：すごく頑張っているんで。最終的には取ってほしいな。いえ、取らせてあげたいなって思います。

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