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会見・コメント

2022-11-17 09:01 追加

仙台・佐藤あり紗監督兼選手「凄く悔しい思いを抱えて、1年間いろんな練習をしてきた」、ヴィアティン・浅川希「バレーを楽しませてもらっている。アランマーレは懐かしい存在」 V2女子会見

V女子

■ヴィアティン三重

●草深ことみ主将(アウトサイドヒッター)

自分たちの目標としているプレーをたくさん出すことができました。でも、あと一歩のところで個人的にも点数が取り切れませんでしたし、チームとしても、あと1歩2歩を踏ん張って点数を取りに行く姿勢が足りなかったかなと思いました。

●浅川希選手(アウトサイドヒッター)

ただただ悔しいです。自分たちのバレーはまだまだこれからですし、2試合目ということでこれから個人的にもレベルアップできるとは思うんですけど、同時に課題もいっぱいあると思いました。しっかりと次の試合に向けて作っていきたいと思います。

ーーV加入2戦目で強豪のアランマーレ相手に拮抗した試合を繰り広げていましたね。正直ここまでできるとは思っていなかったので、驚きました。

草深:あと1点2点が取り切れなかったり、リードしていても自分たちのミスで簡単に点数を渡してしまったり。厳しい場面で自分たちの弱い部分も出たりしました。その中でもラリーを取り切ったりとか良いプレーもいっぱいあったんですけど、頑張りどころで頑張り切れなかったというのが率直な感想です。

ーー初戦に比べて手ごたえは?

草深:初戦よりもやりたい攻撃が通ることが多かったです。サーブレシーブやディグからコンビが組める本数は多かったかなと思います。

ーーこのくらいはできるという自信があった?

草深:試合をやるごとに課題は出てきますが、伸びしろはまだまだあるなと。自分たちがやるべきことをやったらセットを取れる自信はありました。

ーー浅川選手に。古巣のアランマーレとの対戦でした。意識したことなどは?

浅川:敵として戦うのは違和感というか、変な感じでした(笑) 結果にはつながらなかったですけど、より強い気持ちも持っていたつもりでしたし、リーグの中でもう1回対戦があるので、そこを取れるようにしたいなと思います。

ーーVリーガーとしても再挑戦になりますね。

浅川:チームそれぞれの良さがありますね。アランマーレのときはアランマーレの良さがあって。プレーから離れる期間があって、また復帰することになったんですけど、楽しめているというか、今のチームに楽しませてもらっているなと思います。

ーー対戦してみてアランマーレに以前との違いなどを感じた?

浅川:(少し考えて)違いよりは懐かしいな、という感じでした。前より高くなっているし、どんどん技術のある選手が入ってきているというのはあるんですけど、やっぱり印象としては懐かしいなという感じでした。

ーー草深主将に。今シーズンの目標は?

草深:ヴィアティンのホームゲームが3月の頭にあるんですけど、そのホームゲーム2つをしっかり勝つことです。それまでの試合を1戦1戦しっかりやるべきことを出し切って、経験を積んで。もちろん勝利も目指すんですけど、すべては3月のホームゲームにつながるように。最終戦でチームが今よりもっと成長して…このリーグで成長した姿を最終戦でファンの方に見せられるようにするというのがチームの今シーズンの目標です。

●西田誠監督

選手が求められているプレーを発揮してくれたと思います。選手が持っている力をたくさん発揮しないと上位チームと肉薄するような試合はなかなかできないと思っていますので、そういう意味では実力の核のところは発揮できたのかなと思っています。
惜しいのは経験不足ですね。3月のホームゲームで勝ち切るのが目標です。このシチュエーションはこういうフォーメーションになるよね、このシチュエーションはこういうところにいたほうがいいよね、そういう判断が徐々に良くなっていくはずなので練習でも追及しながら1週ずつ良くなっていくチームを目指しています。そういう意味でも先週より明らかに内容が良かったので選手を褒めたいと思います。

ーーチームのスタイルは?

西田:安定したボールコントロール力をシーズン開幕前にしっかり磨いてきました。「安定したボールコントロール力から来る多彩なバレーボール」というのが目指すところです。
その軸となるバックアタックを絶対に消さないように心がけています。世界レベルでなくても、V2でもバックアタックで効果は取れるから、そこは消しちゃダメだよと選手にも言っています。バックアタックを打つ、自分が得点を取るんだという気持ちを忘れない。バックアタックも含めた多彩なプレーをチームスタイルにしていきたいですね。

ーーベテランの深草絵里奈選手の数字が良かったですね(アタック決定率60%、サーブ効果率18.3%)。時々お名前を草深ことみ主将と混同してしまうのですが(笑)

西田:深草は一度子育てを経て復帰している選手です。ものすごくバレーを楽しめる。持ち味はスピードのあるコンビが打てる、そしてサーブが良い。これは本当に彼女の魅力です。2児の母なので子供の面倒も見ながらですが、親御さんの理解、クラブのバックアップも受けて、彼女が力を発揮できる体制になっています。

ーー対戦したアランマーレの印象は?

西田:熱いバレー。雰囲気、流れを自分たちの方に持ってくるようなバレーをされるなと思いました。シーズン序盤なので、まだセッターとスパイカーのコンビが合わないところはあるようですが、それが合ってくると脅威ですね。ハイセット、Cパス勝負になっても怖いなと思いました。

撮影 堀江丈

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