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会見・コメント

2022-12-09 06:00 追加

日立Astemo・オクム大庭冬美ハウィ「ホームゲームでやる試合は自分たちだけの1勝ではない」、岡山・楢崎慈恵「ブロックとレシーブの関係をすごく大事にしている」 V1女子会見

V1女子 12月4日 日立Astemo対岡山 会見コメント

V1リーグ 女子

12月4日に日立市池の川さくらアリーナ(茨城県)で行われたバレーボールV1女子の試合後会見コメントをお届けする。

日立Astemoリヴァーレ 3(25-21、25-18、20-25、25-20)1  岡山シーガルズ

■日立Astemoリヴァーレ

●長内美和子主将(アウトサイドヒッター)

今日の試合に入る前に選手ミーティングをして、取り切れない試合が続いている原因は何なのかということをみんなで本音で話し合いました。
点数を取る人が最後大事な場面で決め切れていないとか、勝負しに行き切れていないというのが、ずっと課題でした。今日は1点1点を自分たちから取りにいく、絶対に私が決めるという強い気持ちで試合に臨んで勝利に繋がりました。
今日の勝利は嬉しいんですけど、ここからがスタートだと思います。年内最後のリーグ戦でした。皇后杯でも最初からこのバレーができるようにまた気を引き締めて頑張っていきたいと思います。

●入澤まい(ミドルブロッカー)

昨日は自分たちのリズムを作る前にじわじわ相手に呑まれてしまって、終始相手ペースで進んでしまった試合でした。今日は自分たちでリズムを作れて、1点取った後の雰囲気とかも全然違いました。サイドのスパイカーの気迫もすごく感じたゲームだったなと思います。
個人としてはあまりスパイクの数字が良くなかったと思うんですけど、その分ブロックで貢献しようと頑張りました。昨日からみんなで切り替えて挑めた試合だったと思います。
「今日は良かったね」ではなく、「今日もよかったね」となるように頑張っていきたいと思います。

●上坂瑠子(アウトサイドヒッター)

昨日は相手レフトに結構やられてしまいました。今日はブロックとディグのシフトをしっかり修正できたのが勝因だと思います。自分たちの武器だと思っているサーブでも攻め切れていたので、すごく良い流れでゲームが進められたと思います。
修正力をもっと試合の中で高められたら、この強さを維持できると思うので、今後も課題としてやっていきたいと思います。

●オクム大庭・冬美ハウィ(アウトサイドヒッター)

自分たちが勝っている試合はサイドが決めている試合だと思います。決めなきゃいけないところで決める、決まらなくても攻める、その気持ちを忘れちゃいけないなって思っています。
負けが続くといろいろ不安になったりとか、悩みながらやってしまう。チームに悪影響を及ぼしてしまっている部分が個人的にあったなと思ったので、まずはエースとして、攻めることを忘れずに今日のような試合をこれからも続けてやっていきたいと思います。

ーー昨日、今日とシーガルズの布陣に戸惑わされた部分があったかと思います。そこへの対処はどうでしたか? ホームゲームで勝利した感想も併せてお願いします。

長内:今日は相手オポジットの選手が途中から代わったり、アウトサイドヒッターに佐伯亜魅加選手が入ったり。クロスのスパイクやワンレグ、昨日とはまた全然違ったところで攻めてきました。
でも、自分たちのやることは変わらないです。ブロックをもっと速く跳ぶ、ストレートを締める、相手のチョロ(フェイント)を見る。今日はフロントレフトとリベロの間に何本か落ちてしまったので、そこは今後の修正するポイントかなと思います。
ブロックは昨日と比べてすごく良かったと思っていて、そこをもっとやっていけたらいいかなと思います。

昨日の内容もあって今日の試合はすごく怖い部分もあったんですけど、でもやるって自分の中で決めて試合に入っていきました。ホームの応援してくださる皆さんの力もたくさん借りて頑張ることができました。自分を震い立たせて頑張れた大きな1勝かなと思います。

入澤:セッターが1番の濱田真友選手に変わった時に宮下遥選手、宇賀神みずき選手とはまたタイプが違ったので、そこで少し振られてしまったところがありました。ちょっと癖のある上げ方だったので、それに慣れるまでに時間がかかってしまって。
途中、佐伯選手にブロックを利用されてしまった時もあったと思うんですけど、でもそれでずるずる行かないで次のセットを切り替えてできました。昨日と違って相手が変えてきたことに対して対応できたと思います。

周りを見たら自分たちの応援団がいる。設営してくれる方の中にOGがいて声をかけてくれたりとか、そういう温かさがあってすごく安心する部分がありました。だからこそホームでは絶対勝たないといけないと、特に強く思います。勝てて良かったなと思います。

上坂:佐伯選手のクロススパイクで私が結構やられてしまいました。もっと早くリベロに任せるとか、大きく変えることが必要だったかなと思います。
今日は結構ライトを抑えられて、ティップも拾えていたので、そこは良かったかなと。シーガルズさんは選手層が厚くていろんな選手、交代のバリエーションがあります。でも、選手一人ひとり違うパターンはあってもやってくることはシーガルズさんらしいというか。ティップだったり、長いコースだったり、インアウトだったり。そこへの対応は修正できたので、今日は良かったなと思いました。

スパイクを打つ瞬間だったり、決まった後に応援の力を感じて、自分も頑張らなくちゃと強く思います。勝利を皆さんにお届けできたら自分にも達成感が返ってくるので、今日は勝てて良かったなと思いました。

ーー会場でお父さんの名前が読み上げられていましたね。

上坂:ツイッターの応募企画ですね。ちょっと恥ずかしかったけど(笑)、ありがとうって伝えておきます。

オクム:今日は相手のレフトからの攻撃に対してのブロックが課題でした。昨日から決められる本数が多くて、今日は「ブロックとレシーブの関係をしっかり頑張ろう」と話して試合に入りました。
前半はまだ修正しきれなくて、ブロックのワンタッチにやられてしまう本数が多くありました。第4セットでやっと止められたので、もう少し早く修正できたらと思います。
替わって入る相手選手の特徴をできるだけ早く掴む力が自分たちのチームには必要だと感じたので、コミュニケーションを取ってやっていきたいと思います。

昨日負けてから選手同士で話したのですが、ホームゲームでやる試合は自分たちだけの1勝ではないというか、チームもそうですけど、応援してくださる方や設営してくださる方だったりとか、そういう方々がたくさんいることを忘れずにやらなきゃいけないよね、と。そういう皆さんの力で勝利できたので、そのことを忘れずにこれからも頑張りたいなと思います。勝利できて嬉しいです。

ーー佐伯選手はシーガルズの中では異色というか、パワーのある大型スパイカーです。対戦してみてどのように感じましたか?

上坂:他の選手よりはトスが高めで、ハードヒットしてきます。すごくパンチのある選手だなって。実際、レシーブを受けてみて、ボールが伸びてくるというか。手首で打っているんですけど、打力がハウィさんとはまた違うっていうか。ハウィさんはバーンってくるじゃないですか。(手を振り下ろしながら)

オクム:佐伯選手は鋭いよね。

上坂:そう、鋭い。速くてポンってくる。クロスのレシーブの時も「これは取れるな」って見てるんですけど、その(目測の)上を行くからちょっと迷ってしまいました。

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