バレーボールV.LEAGUE DIVISION１MENのパナソニックパンサーズ対ジェイテクトSTINGSの試合後記者会見をお届けする。試合はフルセットにもつれた大熱戦となり、パナソニックが勝利して今節のジェイテクト戦を1勝1敗とした。順位はパナソニックが16勝51p残10試合で5位、ジェイテクトが15勝49p残10試合で6位。ファイナル4進出に向けての非常に重要な試合となった。

■パナソニックパンサーズ
○山内晶大主将
昨日自分たちのプレーができなかったりさせてもらえなかったり、コート上で自分たちの気持ちが出せなかった。
今日の試合は非常に難しい試合だったんですけど、１セット目から自分たちのプレーができて、昨日の結果を引きずらずにいけたのが非常に良かった。その中で自分たちのリズムが作れて取られたセットもありますが、結果的に勝つことができたので、価値のある勝利だったと思います。

○大塚達宣
今日の試合を振り返ってもそうなんですけど、昨日の試合に関してなかなか自分たちのバレーをさせてもらえなかったのが映像を振り返ってもあったので、まずはそこを今日修正するところは修正できた。
今日の勝利はすごく大きい１勝と感じる。プレーどうこうもそうですけど、勢いだったり強い気持ちを持ってコートにいる全員が５セット通して戦い続けることができた。
こういう試合をきっかけに、ここから更に負けられない戦いが続くので、この１勝を大事にしてまた来週に向けて良い準備をしていきたい。

○西山大翔
昨日結果ストレートで負けてしまったんですけど、いいところまでいったんですけど、最後のところで取り切れない場面が多かった。今回の試合に関しては、最後の競った場面でも得点が取れていたので、勝ちにつながったのかなと思います。この勝ちを次の試合につなげていくように練習から、次の試合に向けていい状態でプレーしていきたい。

――大塚さんに。昨日のプレーは結構被ブロックも多かったですし、抜けてもレシーブされることが多かったですが、今日はブロックついても間を抜いたり決定率があがったのではとおもいます。1日だけでどう立て直したのでしょうか。
大塚：昨日のスパイクを振り返ってみると、チーム全体もそうだったんですけど、パスは数字で見ると返ってたんですけど、相手の強いサーブや戦術的な揺さぶるサーブに自分たちの攻撃のテンポがいつもより遅れていたりとか、知らない間に自分たちの中でちょっとずれてるなというのが昨日は多く感じた。
今日は一つ一つのプレーに集中して、パスをまず第一優先。そのあとにしっかりと攻撃に入る。そこで勝負できるトスをもらった。そこがよかった。
さっきも言いましたが、５セット通して気持ちを切らさず戦えたのは大きかった。
そこらへんは試合の中でしか経験できない部分も今日の試合たくさん得ることもあったので、そういうところを活かしたい。
もっともっとこれから大事な場面が増えてくると思うので、そこで自分の出し切るプレーができるために練習を積み重ねていきたい。

――山内さんに。先々週もそうでしたが、昨日も今日もいいところでサーブで崩されていましたが、サーブについて。
山内：相手のアウトサイドが2枚並んでいるところ。相手のサーブ力もあるので、戦術も大事ですけどある程度フローターでもブレイクしていかないと。
サーブでおしまけてブレイクできない。サイドアウトもできない、ブレイクもできないとストレスを抱えてしまうので、フローターでもブレイクできたらなと。

――西山さんに。今日は昨日よりさらにコートに立ち続けていいプレーができたと思いますが。
西山：３セット目から出してもらった。３セット目の出だしは調子良くて、自分で言うのもなんですけど、空気変えられたという場面もあった。
４セット目の中盤からミスを出したり被ブロックがあったので、改善が大事になってくる。試合におおきくなっていたので、そこでいい経験ができたのは今後に役立てると思います。

――山内さんに。今日すごくいいプレーが出ていて、今日ブロックについて。

山内：西田選手だったり、柳田選手だったり非常に強力なスパイカーなので、全部が全部止めに行ってしまうとインナー打たれたりしまう。昨日そういう場面が多く見られた。
毎回全部止めに行くのではなくて、クロスしめにいっておいて、次はカンチャンしめにいったり、それがうまくハマったのかなと思います。

――さっき西田選手がパナソニックさんが（ホームゲームを）盛り上げてくださっていい雰囲気でやれたと言われていましたが。

山内：たくさんのお客さんの方がきてくださっているので、その期待に応えなければならない。昨日は不甲斐ない試合で終わったんですけど、今日は勝ち切ることができて、いい試合もできたし勝利もお店できたし、非常に面白いバレー、バレーの魅力がいっぱい詰まった試合ができたと思う。
ホームだけでなく、アウェイにもきてくださる方もいる。そういった中でたくさんのお客さん入ってくださると自分たちもとても燃える。
ファンの人達にバレーボールの魅力を知っていただくのも、プレーするだけじゃなく、知ってもらうことも自分たちの仕事、活動。

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