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会見・コメント

2023-03-03 11:49 追加

東レ・越谷章監督「石川真佑は普通にすごい。古賀紗理那選手と石川が飛び抜けている。それは認めています」、NEC・金子隆行監督「両選手には勝利への高いマインドがある」 V1女子会見

V1女子 2月25日 東レ対NEC 会見コメント

SV女子

2月25日に四日市市総合体育館(三重県)で行われたバレーボールV1女子の試合後会見コメントをお届けする。

東レアローズ 3(17-25、25-21、25-20、25-15)1 NECレッドロケッツ

■東レアローズ

●石川真佑選手(アウトサイドヒッター)

第1セットの入りのところで少し自分たちが崩れてしまったり、攻撃がうまく組み立てられなかったりということが多かったです。その中で、第2セットからしっかり切り替えてサーブで攻める展開が作れたので良かったと思います。

●関菜々巳選手(セッター)

第1セットの入りのところは今日の反省点だと思っています。そこでズルズル行かずに第2セットから修正できた、切り替えることができたのは今日の自分たちの収穫だと思います。(今日のように)切り替えができる時ばかりではないと思うので、やっぱり第1セットの入りのところは大事にしていかないといけないと思いました。

●井上奈々朱選手(ミドルブロッカー)

NECさんとはいつも難しい試合になります。私たちの勢いで入って行けなかったことで第1セットはとても苦しみました。第2セットからもう一回チームで立て直して戦えることができて良かったと思います。

ーー石川選手に。第1セットの出だしが良くなかった要因は?

石川:今日はS1のローテーションから始まりました。いつもS1のところでサイドアウトが取れなくて連続失点が多いのですが、今日もやっぱりS1で(苦戦しました)。パスが割れてしまった時の攻撃も通っていなかったところが多かったと思います。

ーー60%近いアタック決定率(57.5%)でした。スパイクの手応えは?

石川:1レグ、2レグでNECさんとやった時に…NECさんはやっぱりトータルディフェンスが高いチームなので自分が打ち続けて拾われてしまうことが多くありました。3レグでは工夫して点数を取ることを意識して臨みました。しっかり打ち込むということもそうですし、ブロックを狙って出すところにも取り組んでいました。

ーー代表戦で調子を上げてリーグでも結果を出していると思います。昨シーズンに比べて成長を実感する部分は?

石川:私自身、いろんな経験をさせてもらってプレーの選択肢が増えている部分もあります。やっぱりまずは勝ちたいという気持ちがすごくあるので、その気持ちをしっかりプレーにつなげるようにしています。

ーー関選手に。今日のトスワークについて。

関:NECさんはトータルディフェンスがすごく良いチームです。私たちのチームはレフトの攻撃力が高い分、どこのチームもそうですが、レフトへのマークが厚くなります。ですので、ライトゾーンを上手く使っていきたいなというイメージではありました。でも、第1セットはライトゾーンが機能せずに、レフト一辺倒になってレフトが拾われるという形になってしまっていました。ミドルが機能し始めてからチームの流れができたかなと思うので、苦しい展開の中でも相手の隙を見て流れを作るための1本を上げていきたいです。ミドルを使うことが私の得意なプレーなので、そういうところをもう少し使っていきたいなと思います。

ーー第1セットを取られたことで慌てたりはしなかった?

関:第1セット、S1で回らなかったときは少し慌ててしまったところもあったんですけど、第2セット以降は落ち着きを取り戻せたと思います。

ーーミドルを使うという点では、今日は井上選手の決定率が80%です。

関:1レグ、2レグを通しても奈々さんの決定率は高かったので、今日も積極的に行きたいなと思っていました。そこを上手く使えて、奈々さんも決めていってくれたので、すごく良かったと思います。

ーー井上選手に。打つ側として関選手とのコンビは?

井上:パスが返った時にはいかにミドルの存在感を出せるか。そこでサイドの選手の負担が変わるので、常に意識して入っています。ある程度パスが崩れても、自分が呼ぶことで相手のブロックを遅れさせたりとか引き付けさせることができれば、それだけで一つの仕事としては成り立っていると思います。関の選択肢をなくさないことと相手のブロッカーを少しでも揺さぶることを常に意識しています。

ーー80%の決定率。打てば決まるような感覚だった?

井上:関がいいトスをタイミングよく上げてくれたので、そのおかげかなと思います。私はもう信じて入って打つだけなので。

ーー第2セット以降のNECをどう感じた?

井上:第1セットの入りはすごく相手の勢いがありました。それを押し返せずにやられた部分がありましたが、第2セットでもう一回仕切り直すことができました。慌てずにサイドの選手とリベロが1本目のパスから頑張ってくれて、ミドルに上がる本数が増えて、良い展開に持っていけたんじゃないかなと思います。

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