2023-05-04 12:45 追加
KUROBE・戸部真由香「速攻とブロックに注目して欲しい。引退後もいい形で恩返しができたら」、PFU・綿引菜都美「拾い負けず、粘り強く得点に繋げていく」 黒鷲旗コメント
黒鷲旗 女子 グループ戦コメント
Others / V1リーグ 女子
5月3日、丸善インテックアリーナ大阪にて開催された第71回バレーボール黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会の選手コメントをお届けする。
■KUROBEアクアフェアリーズ
●戸部真由香選手(ミドルブロッカー)
ーー本日の試合の感想を。
戸部:昨日、負傷者が出てしまいました。(スタートからの出場には)少し不安があったのですが、1年を通してやってきたクイックだったり、ブロックをしっかり前に出すことを意識してプレーしました。自分の中で持っているものを出せたと思います。
ーーあらかじめ準備がしっかりできていた、と。
戸部:昨シーズン(2021-22Vリーグ)は急な出場に対して用意の部分で失敗したと感じています。今シーズンはそういうことがないように準備をしてきました。いつ、どこで出てもいいように。
ーー引退を発表されましたね。
戸部:リーグ中に自主練をしていて感じてしまったことがあって…1年目、2年目のような「もっと上手くなりたい」という貪欲さが薄れているな、ただ時間を経過させているだけだな、と。そういう自分が嫌だと思ったし、ユニフォームを着ていない人にも失礼だな、と。
バレーボールが嫌いになったわけでもチームが嫌なわけでもないんです。バレーも好きだしチームも多くの人に支えられて愛されているって感じていて。でも、それがわかっていても自分の中の気持ちの変化を思うともう1年は難しいな、と。
ーー決意と共に臨んだ黒鷲旗、どういうものを見せたい?
戸部:自分の武器は速攻です。人がいないところのコースを狙って打ったり。ブロックも少し前までは苦手だったんですけど練習して…今日も1本きれいに止まりました。ちょっと自信になってきています。速攻とブロックに注目して欲しいです。
ーー向上心があるわけですし、まだまだここからだと思うのですが…一旦休憩して、戻ってきてくれると嬉しいです。
戸部:(笑)
ーーファンからも惜しむ声があったのでは?
戸部:SNSでも暖かい言葉や私を勇気づけさせてくれる言葉をいただきました。今日、試合をしてもこれで最後という実感がなかったのですが、周囲も自分の選択をいつも応援してくれているので。やめても良い方向でファンの方に恩返しができたら良いなと思っています。
ーー今後は?
戸部:福祉の仕事に興味があります。スポーツをやっていたことを活かして福祉系の仕事に就くことを考えています。
ーーファンへメッセージを。
戸部:日頃から暖かい応援ありがとうございます。このチームのメンバーでの最後の大会、自分が出ていてもいなくても楽しむこと、盛り上げることを意識してみんなで勝ちに行きます。応援よろしくお願いいたします。
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