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会見・コメント

2023-05-12 19:00 追加

埼玉上尾・内瀬戸真実「最高のバレーボール人生を歩んで幸せでした」、山岸あかね主将「(内瀬戸選手とは)ずっと一緒にやってきたかのよう。寂しさが溢れています」 黒鷲旗準優勝コメント

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●大久保茂和監督

今シーズン最後の試合でもありますし、内瀬戸真実選手の最後の試合ということでなんとしても勝ちたかったのですが、力及ばす非常に悔しい思いです。

ーーさまざまな選手を起用されました。その中で準優勝の成績をどう捉える?

大久保:正直ここまでできるとは予想してませんでした。リーグでは年明けからある程度メンバーを固めましたが、レギュラーだけを見てきたわけではありませんし、みんなで成長していこうとやってきました。

(この大会)多くのメンバーに何かしらの出場機会を与えたいと思って準備してきました。その中で権田寛奈(今大会ベスト6に選出)ですとか、吉野優理とか、鎌田咲希だったり。内瀬戸真実と1秒でも長くコートにいたいというエネルギーをすごく感じてました。リーグ期間のAB戦で若い選手は少し自分に自信が持てていなかった部分があったんですよ。それがこの大会、真実の人柄で…真実のためにという思いが権田や吉野、鎌田の気持ちを強くしてくれたなと思っています。

ーー喪章をつけていますが?

大久保:我々埼玉上尾メディックスの産みの親である上尾中央医科グループの中村秀夫名誉会長が415日にご逝去されました。そのためです。

ーーメディックスの監督でもあり、代表のコーチ経験もある大久保監督から見た内瀬戸選手とは?

大久保:我々は今年「和」というスローガンを掲げてきました。それに相応しい選手で、人間性が何よりも素晴らしいと尊敬しています。
彼女の日々の取り組みというか、なんでもない
1日の練習でも世界大会と同じような温度で準備をして練習に取り組む。あれだけの実績を残しながらも誰とでも分け隔てなく接することができるということが今年のメディックスを支えてくれた大きな要因だと思っています。真実の人間性の素晴らしさをどう継承してメディックスの文化にしていくか。そういった素晴らしい選手を多く育てることが真実への恩返しだと思っています。

撮影 黒羽白 堀江丈

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