2023-11-04 14:17 追加
昨季優勝のNEC・古賀紗理那「最後は”うちがいちばん完成度が高かったね”と言えるようにチームで少しずつ成長していきたい」 V1女子
V1女子 NEC対デンソー NEC会見コメント
SV女子
10月28日に川崎市とどろきアリーナで行われたバレーボールV1女子、NEC対デンソー戦から昨シーズン優勝チーム・NECレッドロケッツの開幕戦を終えての記者会見コメントをお届けする。
NEC 3(25-19、22-25、25-18、25-14)1 デンソー
●小島満菜美主将
今日、とりあえず勝てたことにまずはホッとしています。
開幕戦が大事だということはチームでずっと話していたので、まず勝ち切ることができてよかったなと思っています。けれど、やはり精度の部分でまだまだ詰めなければいけない部分があるので、そこを明日に向けて具体的に話しながら修正していけるようにしていけたらと思っています。
●古賀紗理那選手
今日の最初の入りのところでは、拮抗した展開が続いた中で、ディフェンスのところでうちが主導権を握って、オフェンスのところで最後にしっかり決め切ることができました。1セット目は中盤から抜け出すことができて、そこから取れたのはいいんですけど、2セット目以降は精度の部分もそうですし、オフェンス面でチグハグな部分がありました。明日以降、修正していきたいと思います。
●山田二千華選手
今日は初戦ということで、少し硬さがある部分もありましたが、自分たちがリードする展開で、サーブの狙いがよく、崩すシーンも多かったので、そういう強みを明日もしっかり継続していきたいです。オフェンス面ではもう少し精度を上げていける部分もあると思うので、しっかり修正してやっていきたいと思います。
――小島主将に。初戦ということや、昨シーズンからメンバーも変わっているところもあって、普段だったら拾えそうなところ、チャンスボールのような場面でお見合いなどで失点したり、うまくいかなかったところもあると思います。その部分については、どのように捉えていますか?
小島:やはりメンバーが揃って浅い部分、時間がまだ経っていない部分もあるので、そういうところはどれくらい自分が行くのか、それとも任せるのかといったことはもう少し詰める部分があるかなと。それはもう、その時その時に話して修正していくしかないと思っています。そこは試合を重ねることによって、どんどん詰めていけるところだと思うので、全くネガティブには捉えてなくて、これからどんどん修正すべきところだなと感じています。
――山田選手に。今日は最初から勝負所でブロックがよく決まっていて、流れを引き寄せていたと思います。ブロックについての今日の評価は?
山田:先ほども言ったようにサーブで崩す展開が多くて、ブロックも絞りやすかったです。そこでしっかりハイセットケースを漏らさないっていうのがチームでも出ていたので、キルブロックもそうですけど、相手にプレッシャーを与えるブロックを意識して、できていたかなと思います。
――古賀選手に。精度という部分で、左手で打つケースなども多かったと思います。まだセットの精度がこれからなのかなと外から見て感じましたが、どのように感じていますか?
古賀:その日その日で感覚も違うので、その日の感覚で精度が落ちてしまったり、集中すれば精度が上がるボールもあれば、その日の感覚が悪くて精度が落ちるボールもあると思います。そこはしっかりスパイカーもカバーしながら、後半にしっかり修正できたらいいなというのは感じています。オフェンスの部分では、とにかく相手が嫌なところに返すとか、ポイントを絶対取るとか、きつい場面でもポイントチャンスは絶対あると思うので、スパイカーとして私はそこを意識しています。
――全員に。連覇を目指すシーズンだと思うんですけど、改めて、今シーズンに懸ける思いを教えてください。
小島:連覇、連覇と周りからは言われると思うんですけど、あくまでも自分たちのやってきたバレーボールの完成度を上げて、今シーズンも優勝するというふうに考えています。今日の試合でもいろんな部分での精度の話が出ていますが、自分たちのやりたいバレーが展開することができれば優勝できると思ってるので、ひとつひとつ、その瞬間の精度を大事に上げていきたいなと思っています。
古賀:今シーズンはタイの選手も入りましたし、ポジションもオポジットの選手が海外の選手だったりとか、昨シーズンとは違う部分があり、チームとしてしっかりフィットしていくのはこれからです。シーズンを通して、チームで少しずつ成長しながら、「最後はうちがいちばん完成度が高かったよね」と言えるチームになれるように、みんなでやっていきたいなと思います。
山田:最終目標は優勝ですが、まずは一戦一戦戦っていくことが大切だと思うので、そこはしっかり勝ち続けて、結果が最後に「優勝」というところにたどり着けるように頑張っていきたいと思います。
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