2024-03-03 00:15 追加
NEC・古賀紗理那「ファイナルでは25点取るまで最後まで集中して1セット1セット戦っていきたい」V1女子会見
V1女子NEC会見
SV女子
2月25日に片柳アリーナ(東京都)で行われたバレーボールV1女子準決勝、NECvsトヨタ車体の試合後会見コメントのうちNEC分をお届けする。
■NECレッドロケッツ
●小島満菜美主将(リベロ)
セミファイナルを勝ちきれたことにまずホッとしています。
昨日車体さんはすごく勢いを持ってくると思っていました。
それ以上にこちらがしっかり自分たちのやるべきことをやって、こちらも自分たちが勢いを持ってやろうという話をしてそこを体現できたのは良かったと思います。
来週に向けてどのチームが上がってくるかまだ分からないですけど(第2試合でJTに決定)、まず自分たちのやるべきことに集中してクオリティを1週間でしっかりもっと上げて、試合に臨めたらなと思います
●古賀紗理那選手(アウトサイドヒッター)
今日の試合に関しては、相手への対策というよりは私たちのクオリティを常に高いところでプレーしようっていう話をしていました。
それがしっかり体現できて、ストレートで勝ち切れたのはチームとしても自信になったと思います。
ファイナルは緊張すると思いますが、しっかりピーキング持って行って、体も心も準備をしてファイナルに向けてやっていきたいです。
25点取るまで最後まで集中して1セット1セット戦っていきたいなと思います。
●コンヨットアチャラポーン選手(アウトサイドヒッター)
昨日の試合でトヨタ車体さんが久光に対してフルセットで凄くいい試合をしていい流れで来たと思います。
それに負けないようにという気持ちで入っていった部分と自分たちのプレーというところに集中してできたのが今日の勝因でした。
――小島選手に。ご自身復帰戦になったが体調についてと決勝に向けてチームのピーキングについてはどのように見られているか?
小島:個人的なところで少し怪我をしてしまいました。
そこで少しバレーから離れている時間がありました。
そこで感覚のズレが自分の中であり試合をしながら修正し、練習でまたいい状態に持っていくというのをやっています。
決勝に向けてより良い状態に入れたらいいなと思っています。
決勝に向けては自分たちのやるべきことをしっかりやれば優勝できると思っています。
そこは体もそうですし、心も自分たちが自信を持って入れる準備を毎日することが結果ピーキングにつながると思います。
――古賀選手に。(ファンヘッケ)リセ選手とマッチアップが多かったがアタック決定率を34% に抑え込んでいてリセ選手を交代させるまでしたブロックの手応えと、あとそこで変わって入った内定選手の笠井(季璃)選手への印象について。
古賀:高さのある選手なので、キルするのは多くキル(ブロック)をするのは難しいと感じていました。
しっかり飛ぶところを飛び、(フロアディフェンスで)拾うところを拾ってということをやり、最初は決められていましたが、中盤後半にかけて修正かけて対策できたのは良かったかなと思います。
笠井選手に関しては、スパイクの打数は 1 本しかなかったと思いますが、すごいジャンプ力がある選手だなと感じています。
――今日のバックアタック(4得点/5本=80.0%)というのは、ご自身の中でどんな手応えだったか?
古賀:パイプ(バックセンターからのアタック)に関して言えば後ろから打つので、トスが少しでも後ろに来てしまうとハードヒットできないケースもあります。
そこを後半にかけてコミュニケーションも取りつつ、しっかり叩けるところでセッターが持ってきてくれていました。
そこでピンポイントでしっかり叩くというのを意識しています。
あとはミスをしないっていうのを意識していいます。
常に「低いトス(セット)が上がってきたら低いので打てません」いうのは常にセッターに要求しているところです。
セッターも意識して上げてくれているので、そこが点数に繋がっているのは私もそうですし、チームとしても自信になったところかなと思います。
――アチャラポーン選手に。今日戦ってみての感想について。
アチャラポーン:たくさんのファンの方たちが来てくれている中で、応援も聞こえましたし、それがチームの力になったなと思います。
ファンの方々の応援の声聞くだけで、自分も自信持って気持ちも上がってプレーができたので、それはすごくいい経験だったなと思います。
――自身のサーブ振り返ってみて。
アチャラポーン:本当に集中してしっかりコンパクトを手に当たる感覚を大事にしながら今日サーブができました。
――地元川崎の皆さんに一言メッセージを。
アチャラポーン:いつも応援ありがとうございます。そしてまた今日来てくださった川崎の方たちも応援が凄く聞こえました。ありがとうございます。
是非ファイナルも見に来てくれると嬉しいです。
――小島選手と古賀選手に。場内インタビューで金子監督が成長という言葉を使っていたが、チームの成長を感じている部分と、昨シーズン優勝したチームから成長していることについて。
小島:シーズン当初は結構波が大きくあったと思いますが、それが少しずつ少なくなってきている点とここという時の結束感は凄く出てきたかなと思います。
古賀:シーズン最初に比べると勝負どころでしっかりポイントを取るっていう力はついてきました。
シーズン通して体力面でもタフになってきている積み上げはしっかりしています。
苦しい展開でも集中力が切れることなくプレーできているのが成長しているところかなと感じています。
――外国人選手がチームに 2人いるということで、チームにいい影響があるか?
小島:2人ともすごく明るいので、そういった意味ではどんな状況でもポジティブにこうエネルギーを出してくれるところは凄くいいところだと思います。
日本人選手にはない高さというところは、このチームにとってプラスの影響を与えてくれています。
古賀:小島選手も言ったように、やっぱりポジティブな空気感で出してくれるので本当に助けられている部分がたくさんあります。
高さもありますし、私たちのしたいバレーをしっかり理解して、それをコートの中で体現しようっていうのをしてくれています。
日に日にチームとマッチしたオフェンスでもディフェンスで凄く貢献してくれているので、ファイナルもしっかり出し切ってもらって優勝したいなと思います。
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