2026-02-18 19:30 追加
さらば、すばる。そしてまた会う日まで。継続する大切さを教えてくれた埼玉上尾メディックス・佐藤優花のラストメッセージ SV女子
SV女子
2025年6月。チームは公式ホームページに佐藤優花が第一線から退いた事実を掲載した。
同年引退した元日本代表の山岸あかねがシーズン開始前にラストイヤーを宣言し、ファンとの別れに十分な時間を持って現役を離れたのとは対照的だった。
「えっ、すばるもなの?」
多くのファンが戸惑ったことだろう。
らしい、と言えばらしいのだが、チームの功労者としてやはり突然すぎると感じた。
なにせ5月に開催された「山岸あかね引退記念試合」ではプレゼンテーターも務めていたのだ。
送る人代表がその直後に引退するとは…青天の霹靂とはこのことではないか。
消化不良は新シーズンが始まるまで続いたが、ようやく一つの区切りをつける場所が設けられた。

10月12日、埼玉上尾メディックスは開幕節のホームゲーム終了後に「佐藤優花引退セレモニー」を開催。
ファンに向けて彼女自身の口から今回の決断が伝えられた。
それでも
「うまく話せなかった」
ことはあったという。
イベント終了後に佐藤優花に話を聞く時間をもらった。
インタビューの冒頭で真っ先に聞いたのはその唐突な引退の経緯だ。これに関しては質問というより詰問に近い。
ご本人にも「まずは尋問からです」と告げてインタビューを開始した。
「シーズン中はプレーに集中していました。リーグが終わってから、自分の気持ちを確かめたかった。時間をもらって、どうしたいかを考えた結果、引退を決めました」
少し申し訳なさそうな表情がそこにあった。
選手として最後の表舞台になった山岸あかねさんの引退記念試合。この時には自身の引退も決断済みだったという。

「山岸さんの引退式の時にプレゼンターをさせてもらったのですが、その時にちょっと涙ぐんでしまって。もうキラさんと一緒にコートに立てないと思うと感情が昂ってしまいました」
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