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インタビュー

2026-10-03 00:18 追加

U17日本代表・太田梛、デンソーエアリービーズU15・森谷史佳監督が求める「考える力」

デンソーエアリービーズU15・太田梛、森谷史佳監督インタビュー

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バレーボールU15の予選で、クラブ初のU17日本代表を擁するデンソーは決勝大会への進出を逃した。

太田梛(おおた・なぎ)。将来を有望視される180センチのサウスポーは、浜松で悔し涙を流した。
「力んでしまって…もっと攻撃枚数を増やすことができればよかった」

サーブでも狙われた。しかし、現代バレーに求められているプレーを太田は確実にこなしていた。
「セッターにきれいに返せなくても、カバーできる範囲にあげることはできたと思う」

監督の森谷史佳が選手に求めているのは「考える力」だ。

■チームを作る難しさ

9月12日、13日にバレーボールジュニア大会が浜松アリーナで行われた。
「2026 SV.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP」女子予選だ。
全国から29チームが集い、4チームが11月の決勝大会へ進む。
初日にグループ戦を行い、上位チームがトーナメント戦へ。両日で準々決勝まで進行した。

デンソーエアリービーズU15は初日を1勝2敗のグループ3位で終え、トーナメント、ならびに決勝大会進出はならなかった。
それでも4月から指揮を執る森谷史佳監督のチームづくりと、U17日本代表の太田梛の存在感ははっきりと見えた。

「チームを作る難しさを感じています」

森谷監督は、率直な感想を口にした。

「練習ではできているはずのことが、試合になるとできなくなる。自分自身がプレーするわけではないので、そこが難しい。指導する立場としては、もう少し詰めた練習が必要になってくるのかな、と」

チームが目指しているのは、サーブで攻める姿勢だ。今大会でも、多くのチームに共通して見られた意識である。ジュニア年代にも、その考えは確実に浸透しているようだ。

「去年、自分も決勝大会を見に行かせてもらいました。そこで改めて、サーブとサーブレシーブが本当に大事だと感じました。だから今年は特に、サーブとサーブレシーブに力を入れてやってきました」

■バレーは一人ではできない

このチームには、注目の選手がいる。サウスポーのオポジット、太田梛だ。中学3年生にして身長は180センチ。監督の森谷と並んでも、わずかに上回る。

彼女が注目される理由は、8月にチリで開催されたU17世界選手権の日本代表に選出されたことにある。エアリービーズU15からアンダーカテゴリーの日本代表が出たのは、クラブ初だった。

チームの中で、彼女はどのような存在なのか。森谷は「本当に頼もしい存在です」と前置きしたうえで、こう続けた。

「でも、そこまで行き着くまでに、みんなが拾って上げているから打てる、という面もあります。本当に良い選手なので、どうしても彼女に目がいきがちですが、周りの選手が貢献しているのが大きい。繋いで最後は彼女に打たせるところを我慢強くやっていたと思います」

チームのポイントは他にもある。誰がトスを上げてもスパイカーが生きるボールを供給することだ。そして最後の一点を全員で決め切るためにしっかりフォローに入る。そうした部分を、徹底して練習してきたという。

「彼女がアンダーの世界選手権に行っている時も、日本で合宿に行っている時も、他の選手でどう点数を取りに行くかということをやってきました。彼女が活躍できるのも全員の頑張りがあってこそだと、すごく感じています」

森谷が選手に期待しているのは、「考える力」を持つことだ。

「やらされるバレーではなく、いろいろな発想を持って欲しいですね。必ずしも3回で返すだけじゃない。2回で打つとか、フェイクセットのように男子がやっているようなプレーも、積極的にやってもらいたいですね。決めつけないというか、自由な発想でプレーするバレーができたらと思います」

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