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会見・コメント

2014-10-10 19:03 追加

石川祐希、モデナ派遣会見

セリエA名門モデナチームでプレイする石川選手の会見

全日本代表 男子 / 大学バレー 男子

左:松永監督 右:石川祐希

左:松永監督 右:石川祐希

 

全日本代表で中央大学1年の石川祐希選手が、今季インカレ後3月末までのイタリアセリエAモデナチームへの派遣について中央大学で記者会見を行った。

松永監督

7月中旬にトレーナー菊池の方に連絡が来ました。そのときはまだ正式な話ではなかった。

日本の学生では初めてのことになるので、菊池トレーナーの方とも、こういう機会を大事にしていこうと、5日後に本人に意思確認をしたところ、行きたいと。契約内容は、プロというより学生として経験を積んでもらう、アマチュア的な契約。12月のインカレ後、大学の授業が始まる4月初旬までの派遣。1月のテストは一時帰国する。

日本バレー界のために是非いい経験をつんでいってもらえればと思います。

 

石川祐希

今回のようなチャンスがもらえてよかったと思います。モデナではバレーに対する考え方などたくさんの事を学び、がんばってきたい。

ーー今回モデナ挑戦で一番楽しみにしているか、技術的に学んできたいか。

世界のトップレベルが集まっているのでそこでやれることが楽しみ。技術面では攻撃はある方だと思うので、ディフェンス面やシステム面を学びたい。

ーーイタリア挑戦を決意したきっかけと決めたタイミング。

世界相手に、世界と一緒にバレーができるのが楽しいから。監督やトレーナーの方から話をもらった瞬間から行きたいと思ったのですぐ決まりました。

ーー話をもらったとき、もともと海外の挑戦を考えていたのですか。

もともとは考えてなかった。でも行きたいと思った。

ーーモデナがどこに興味を持ったのか。

松永監督:日本の期待の選手ということで、モデナ自体が育成中心のチームだから。

ーーイタリアに3ヶ月行くことに不安はあるか。

バレーできるかということより、言葉の方がちょっと心配です。

ーー契約がアマ的なものとは。練習生扱いなのか試合も出られるのか。

松永監督:外国人枠で戦う選手、練習生ではない。有力な選手がたくさんいるなかでの出場争いは、本人にとってはプレッシャーもあると思う。

プロ選手であれば契約金が出てくるが、辞退した。大学生として短期留学する形。渡航費・生活費は出してもらうが、収入には直結しない。

ーートップの選手と競わなければならないことについて。

レベルの高い人達なので、まだ見たこともない。大丈夫なのかなという不安もあるけど、今はやってやるという気持ちが大きい。

ーーこの半年でどのくらい成長をしてきたか。

アジア大会金をとれなかったのは本当に悔しい。自分の力のなさを改めて痛感した。試合を出させてもらって全日本という自覚も加わりました。

松永監督

実業団選手の海外挑戦は今までにもあった。大学生としては初の試み。指導方針にもなるかも知れませんが、できるだけ早い段階で壁にぶち当たることが大事だと思っています。春リーグを戦った中で、関東一部で十分、アジアでも十分に通用した。大学生としてイタリアに挑戦する。今までのバレー界ではなかったことこの時期に行くことはすごく大事かなと。

ーー行く前に準備しておきたいところは。

世界相手に高さだったりパワーだったり必要になってくるんで、筋トレとかもしっかりやっておきたい。技術面ではレシーブを強化したい。言葉の面が少々不安。

ーーイタリア語は勉強していますか? また、バレー以外で楽しみにしていることがあれば。

イタリア語は少しは勉強していこうと思っています。(セリエA経験者の)越川(優)さんと海外で同室になった時に、1日1つずつ単語を教えてもらったんですが、もう忘れてしまいました(笑)。バレー以外で楽しみにしていることは、食事だったり。ピザとか。

楽しみと不安だったら楽しみの方が大きい。ブルーノのトスを打てるのも楽しみ。ブルーノに注文をつけられるかと言われると、調整のためにはしていかないといけないので…。

東京五輪のことはもちろん意識しています。今回イタリアで得られたものを日本バレー界に持ち帰り、五輪ではメダルを狙いたいです。

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