2018-01-29 12:00 追加
倉田真(東京ヴェルディ)「企業でもクラブでもプレイしてきたのは、自分の強み」
北海道・東川大会にて試合終了後インタビュー
V男子
北海道、東川小学校体育館でおこなわれたV・チャレンジリーグ2東川大会に於いて、東京ヴェルディは1勝1敗の成績を収めている。2日間の試合終了後、東京ヴェルディで主将を務める倉田真選手にお話を伺った。(取材:2018年1月21日)
倉田 真(くらた まこと)
1986年10月28日生まれ(31歳)
ウィングスパイカー
身長190cm 体重84kg
三重県津市出身
松阪工業高→大同特殊鋼レッドスター(2005~2014/15)
→東京ヴェルディ(2016/17~)背番号7 2016/17シーズンから主将
--東川大会2日間を振り返っての、収穫と課題をお聞かせください。
まず、きのうの試合(20日、千葉ゼルバに3-2勝ち)なんですが、連敗中ということで、出だしの1セット目から、勝たなきゃいけない、というところから固さが見られて、チームとして、自信のないような試合運びをして。これじゃダメだな、というところから、何度も奮起して、チームとして固まって、フルセットでなんとか勝てたのは良かったところなんですが、いっこいっこ細かいところを見ていくと、まだまだ修正するところ、課題が多々あります。
今日(21日、ヴィアティン三重に1-3負け)は、なんとか昨日連敗脱出したというところで、昨日ヴィアティンさんはヴォレアス(北海道)に勝っていますし、挑戦者のつもりでやろうということで、試合前はチームとしての共通意識を持ってやったんですが、なかなか、点数取りたいところで取りきれなかった。というのがひとつの敗因かなと思います。よかったところとしては、サーブが走ると、それがヴェルディの持ち味にはなるんですが、それで自分たちのペースでやれたのが3セット目だったと。
--第2セット後半のデュースの時など、倉田さんご自身もサーブで畳みかけるところが見られました。サーブを打つときに心がけているのはどんなことですか。
そのセット、試合の流れは勿論なんですが、ここに打たれたらイヤだろうなとか。今まで……昨シーズンまでは、つよいサーブを打つというところが大きかったんですが、今シーズンは、前を狙ったり、間を狙ったり、相手との駆け引き、揺さぶりをかけながら、やっていこうというのは決めていまして。なので、そういったところで、数字としての効果率もあがってきてるので、自信を持って臨めているのがいちばんいいところかなと思います。
--ヴェルディに移籍して2シーズン目。今、キャプテンとして、チームで共有していきたいと思っているところはどんなところですか。
ヴェルディは、選手の仕事もばらばらで、なかなか練習も全員集まらない、というところがあって。そこは、他のチャレンジ(リーグ)のチームにも同じような事情が多々あると思うんですが、やはり、選手個人個人の意識が高く、バレーボールに対する思いというものがないと、チームとして固まってこない。学生もいて、ベテランまでいてというところで、それがいちばん難しいところではあるんですが。
でもいちばんのヴェルディの強みというのは、応援してくれる人がいるということ。サポーターさんだったりとか、スポンサーさん、支援してくださっている会社さんなどいるので、そこの思いを背負えている、背負わせていただいている、ということなのだろうと思います。そういう思いを忘れちゃダメだ、ということは、常日頃、チーム内で共有している、大事にしているところです。
同じカテゴリの最近の記事
- 【バレーボール】元代表主将の柳田将洋がFIVBアスリート委員会のメンバーに選出される「僕ができる形はこれしかないと思いました」 [SV男子] / 2024.12.13
- ブリリアントアリーズジュニア・藤岡智恵美監督「可能性は誰にも決められない」、西澤紗希さん「一人のプレーヤーとしてコートに立たせてもらっています」 [Others,V女子] / 2024.12.05
- パリ五輪代表のリベロ・小島満菜美、アスリーツアンリミテッドで最終週に挑む。「選手も観客もリアクションが大きく、良い雰囲気です」 [Others,全日本代表 女子] / 2024.11.01
- STINGS愛知・関田誠大「やっとチームとして戦っている感じがあり、非常に楽しかった」 SV男子会見 [SV男子] / 2024.10.26
- 東京GB・柳田将洋「自分が地上波でSVリーグの開幕戦を見ているのは不思議な感覚だった」 SV男子 [SV男子] / 2024.10.19
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.