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会見・コメント

2021-02-08 07:00 追加

JT広島・小野寺太志「第3セットぐらいに視野が広がった感じがし、打てば決まるないう感じがした」V1男子会見

JTサンダーズ広島会見

SV男子

2021年02月06日に豊田合成記念体育館(エントリオ)で行われた2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 MEN、JTサンダーズ広島の記者会見コメントをお届けする。

02月06日 WD名古屋 2(25-22、19-25、26-24、22-25、8-15)3 JT広島

●深津旭弘選手

苦しい展開もありましたが、チームで乗り越えられて、上位にいるWD名古屋さんに勝てたとは大きなことだと思います。先週もそうでしたが2日目にいいパフォーマンスができていないのでそこは意識しすぎるわけではないですが、明日の戦い方をミーティングで明確にして臨みたいと思います。

●小野寺太志選手

フルセットで長い試合でしたが、集中を途切らせることなくチーム一丸となり粘って相手に立ち向かっていった結果が勝利につながったと思います。簡単にいかない相手なので明日は向こうのはやさのある攻撃だったりクレク選手の高さ、パワーも含めて受けるのではなくこちらも攻めて、ぶつかって行っていい結果を残せればなと思います。

●陳建禎選手

今シーズンWD名古屋さんと初めての対戦でしたが、今日は自分たちにとって重要な勝利だと思います。明日も連勝を目指し戦っていきたいと思います。

――小野寺選手に。途中からクレク(バルトシュ)選手を止められるようになりましたが何か変化は?

小野寺:向こうのトスの配分もあったと思いますし、僕らもある程度割り切ってブロックについていました。ああいうはやい攻撃には2枚つけないのですが、そういった中で全員の選手が相手にプレッシャーをかけられたのでブロックポイントに繋がったと思います。特にクレク選手が後衛に回ったときにレフト側にいる選手がいい位置取り(基準)をしてくれたので、止まるシーンが多くなったと思います。

――途中からクレク選手がフェイントなどを織り交ぜ弱気になったように見えたが?

小野寺:狙いがあってやっている風に思います。僕たちが徹底してプレッシャーをかけてやった結果がフェイントや逃げるようなボールが増えたのが一つの成果だったと思います。

――明日(翌日もWD名古屋戦)に向けていい材料では?

小野寺:相手も対策をしてきますし、今日と同じパフォーマンスでは勝てるかわからないので、今日でた課題を振り返りながら明日どういうプレッシャーのかけ方をするのか大事になると思うので油断はできません。

――深津選手に。アウトサイドヒッターの決定率が良かったように思うが?

深津:今日に関してはサーブポイントを取られるときはあったんですが、質の高いパスも返っていましたし、先週の日曜日の負けがあり不安になっている選手もいましたがやるしかないという気持ちでサイドの選手も打ってくれました。そういった意味でもサイドの選手に最後に託すことができたのでそういう試合が増えれば今までエドガー(トーマス)一本だったのがサイドの軸もできてミドル、パイプとなっていけばどんどん良くなるかなと思います。

――勝因の一つか?

深津:僕が言うのもおかしいですが、サイドの選手本当に頑張ったと思います。

――陳選手に。今日のサイドの選手のできは?

陳:スタートメンバーではなかったので、割り切って呼ばれたらチームのために自分のできることを最大に尽くしただけです。

――陳選手が入ってから流れが変わったように見えたが?

陳:それはたまたまなのかもしれません。先週の日曜日、自分のところでリズムが悪くなった部分もあったので、明日もいいリズムで行かないといけないと思います。

――サイドの不安は今日の試合で解消されたか?

陳:深津選手も言いましたが、土曜日良くても日曜日パフォーマンスが落ちることもあるのは事実なので明日いい試合ができないと意味がないと思います。

――皆さんに。明日の試合への意気込みは?

陳:スタートから出たメンバーだけではなく途中から出たメンバーもいい仕事をしましたし、ミーティング、準備をすることもそうですが、勝ちに対して貪欲になって戦っていきたいと思います。

小野寺:今日勝てたことは選手一人ひとりにとって自信になったという試合でした。その自信を明日の試合しっかりと持って相手に立ち向かっていくことが大事ですし、劣勢になる場面も必ず出てくると思うのでそこで今日のように踏ん張って、途中交代で活躍してくれた選手も多かったですし、チーム一丸となって明日も戦っていけたらいい成果を出せると思います。

深津:今日の復習、明日の予習をしっかりして、頭をクリアにして臨みたいと思います。個々の振り返りももちろんですがどうやって戦うかのも含め、明日のことを予想しながらやって悩みがない状態でコートにたって「あとはやるだけ」のような。後は試合で起きたことに対してどう対応していくかというところまでやっていけばよいと思います。

今までコートに入る前にいろいろ考えるパターンが多かったです。コートの外で考え、コートではやるだけの状態にすれば、メンタルと体力で相手を上回れるバレーをできると思うメンバーが揃っているので、そこをやり続けることが必要だと思います。

――陳選手に。新井(雄大)選手について?

陳:高さのあるスパイクが魅力のある選手です。自分のポジションを考えるとレセプション部分のコミュニケーションに関しては彼がチームに合流してから1ヶ月も経っていないので詰めていけることがあると思います。

――小野寺選手に。攻撃の面で途中からよくなったきっかけについて?

小野寺:今まではブロックを気にし過ぎていたというか…目の前にブロックが上がってきたときにどうしても「ブロックがある」と思ってしまったのが、今日の第3セットぐらいに視野が広がった感じがして…打てば決まるなという感じがしました。「見えるようになった」ので、「感覚」の話なのであまり伝わらないと思いますが…。いいトスを上げてくれているので良く決まったんじゃないかなと思います。

――深津選手に。小野寺選手の話を含めて今日良かったことは?

深津:自分が思うにはミドルに関しては、いいところで使う選手はキャパが狭いと思います。ウチのミドルに求めるのは、コミット(ブロック)がきても決められることです。小野寺や安永(拓弥)にもう言うんですが恩師(注:3人は東海大出身)に3枚来ても決めろということを言われていて、打つ側が2枚、3枚来ようが決められたら相手は何もできないと思います。サイドも3枚来られて決められたら相手はそれ以上の策はないので。自分はアタッカーの邪魔をせず100%出せるようにトスを上げるだけといつも思っています。今日はいつもより自分、アタッカーも少しレベルの高い状態で、2,3枚ブロックがついても決められる状態に持っていけたのが良かったと思います。

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