2021-12-29 11:00 追加
スポルディング×日本体育大学女子バレーボール部 根本研監督「カレッジバレーに新しい風を」
スポルディング×日本体育大学女子バレーボール部
Others / 大学バレー 女子
左から塩出仁美主将(セッター/4年)、江藤綾香選手(ミドルブロッカー/3年)
スポルディング・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:小笠原俊彦 以下スポルディング)は、日本体育大学女子バレーボール部のオフィシャルサプライヤーとしてユニフォームをはじめ、移動着やリュックサックなどを提供。選手たちが快適に活動し、パフォーマンスを向上させるために日々の活動をサポートしている。
同社は1895年に世界で初めてバレーボールを開発したアメリカのスポーツメーカー。バレーボールの創始者ウィリアム・G ・モルガンが、当時ベースボール、アメリカンフットボール、そしてバスケットボールを開発してきた実績と技術を擁していたスポルディングにバレーボールの開発と製造を依頼。スポルディングはバレーボールの創始者からの熱いオファーに応えて世界で初めてバレーボール専用ボールを開発し、バレーボールの今日までの発展に貢献してきた。
スポルディング・ジャパンは同大学以外にも大学、高校のバレーボール部や、Vリーグ女子(V1)のNECレッドロケッツ、Vリーグ男子(V2)の千葉ZELVA、ビーチバレーボール池田隼平選手、辻村りこ選手などのチームや選手を製品を通じてサポートしてきており、今後もバレーボール製品の拡充をはかるとともに、バレーボール界への貢献に努めていきたいとしている。
今回は日本体育大学女子バレーボール部の根本研監督と、2021年度主将でJTマーヴェラス(V1)に入部内定が発表された塩出仁美選手(セッター/4年)、今年度全日本インカレでブロック賞を受賞した江藤綾香選手(ミドルブロッカー/3年)にお話を伺った。
「コロナがあったからこそ、バレーが大好きなことに気づいた」(塩出)
12月5日に閉幕した全日本インカレ(全日本バレーボール大学選手権大会)で女子の準優勝に輝いた日本体育大学は、JTマーヴェラスの主将で、東京五輪で日本代表のリベロを務めた小幡真子(JT)の母校でもある。今年度の主将で同大会敢闘選手賞を受賞した塩出は「自分ではなく、みんなの力で受賞できました」と謙虚に語る。
この大会は準々決勝まで無観客で行われ、準決勝から有観客となった。「優勝できなかったことは悔しかったけれど、ベスト4に残ったことで、今までお世話になった人、応援してくれた人たちにプレーを見せることができたことが嬉しかったです。コロナ禍で中止になった大会も多く、選手それぞれの実家に帰ってトレーニングをしていた時期もありました。でも、そういう時期があったからこそ、バレーボールができる環境は当たり前ではないということに気づき、改めてバレーボールが大好きなことを再確認できて、活動が再開されてからは競技を楽しむことができました。大学ではやらされるバレーではなく、勝つためにどうすればいいのか自分で考えることを学びました」と話してくれた。
卒業後は小幡をはじめ、大学の先輩である柴田真果、目黒優佳、そして高校(札幌山の手高)の先輩・橘井友香のいるJTマーヴェラスに入団する。「先輩がいるのはもちろん、チームの雰囲気やバレースタイルが好きです。まずは試合に出て、チームに貢献できるような選手になりたいです」。塩出の特徴は174cmの高さから繰り出すテンポの良いトスワーク。同じ北海道出身の吉原知子監督のもと、JTでどんなセッターに成長するのか目が離せない。
一方、全日本インカレでブロック賞を受賞した江藤は発表があるまで自分が受賞するとは予想していなかったという。「後ろで拾ってくれる選手がいて、安心して跳べたので、本数を止めることができたのかもしれません」と話す。チームではトレーナー役も担い、トレーニングの中心的役割を果たす。来年はいよいよ大学最後の学年を迎える。「今年のインカレはセンターコートで決勝の舞台に立つことができたことが本当に嬉しかった。来年こそ日本一をとれるチームになれるように頑張ります」と前を向いた。
スポルディングの製品は着用しているユニフォーム、パーカー(移動着)、リュックサック、マスクなどがある。
「以前のユニフォームはTシャツタイプでゆったり着る感じだったのですが、スポルディングのユニフォームは袖がなく、体にキュッとフィットする感じ。昨年から着用していますが、動きやすいですよ」(塩出)、「移動着として着用しているパーカーは1枚着るだけで温かく、寒さが凌げます。冬場は手放せないですね」(江藤)と、日体大女子バレー部の選手たちにとって、なくてはならないアイテムになっているようだ。
日々の練習が行われている体育館を背に。マスクもスポルディング社製
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