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会見・コメント

2022-12-09 23:50 追加

JT広島・小野寺太志主将「今までスタートで出ていない選手も気を吐いてプレーをしてくれたので頼りになった」 V1男子会見

V1リーグ 男子

●合田心平選手(セッター)

チームとして連敗をしていたので、(東京GBとの試合は)大事な2戦だと思っていました。
ストレートで勝てたのは良かったと思いますし、今まで出場していないメンバーが起用され序盤はポロポロした部分はありました。
その中で勝ち切れたのはチームとして大きな自信になったと思います。
●小野寺太志主将(ミドルブロッカー)

3-0で勝利し、連敗をしている中で止められたのは良かったと思います。
試合を振り返れば向こうに苦しめられた展開が多いと思いました。
こちらのミスで勢いづくことができませんでしたが試合終盤まで粘り強く戦えたことは良かったです。
今までスタートで出ていない選手もあれだけ気を吐いてプレーをしてくれたので頼りになりました。
明日にいい弾みをつけられたと思うので気を引き締めて明日もう一度勝てるようにチーム一丸となって戦いたいと思います。
●江川(ジャンチュアン)選手(オポジット)

東京GBさんにありがとうございます。また(東京GBの)張秉龍選手にもありがとうございます。(東京GBの通訳の方が会見の通訳を務めた)アリガト、アリガト。
お互いいい試合ができました。
試合でストレートで勝てたことは良かったですが、プロセスの中でしんどい部分がありましたので改善したいです。
セットごとに相手からいろいろなプレッシャーを受けましたが、メンバーが支えてくれて最終的に試合に勝てました。
今までの試合で何試合か負けましたが、その中で問題を発見して今日の試合の中でメンバーを代えたことで効果があったと思います。
第3セットはサーブレシーブの問題があったので明日改善したいです。

――小野寺主将に。連敗中だったが主将としてチームをどのようにして持っていこうというところはあったか?
小野寺:連敗は続いていましたが、チームとして下を向いている時間は短かったです。
もちろん結果が出なくて悔しい、もどかしい気持ちはありましたがその中で次の勝つためにということはチームの皆がもっていました。
コンディションが合わず試合に出場できない選手もいましたが、今日(VOMで)武智が言っていましたが誰が出てもいいパフォーマンスをするということを意識して皆練習をしていました。
いいパフォーマンスを発揮してくれた部分はたくさんありました。勝つための最善の準備はできていたかなと思います。
それは今日の話であってまた明日に勝つためにということで切り替えで臨めるようにということはいいました。
いい準備ができればと思います。

――合田選手に。いつもと違うアウトサイドヒッター陣(井上、武智選手)をどのように生かそうと思ったか?
合田:2人とも攻撃力のある選手だと思っています。
こっちはうまく使いながらだんだんチュアンに厚くなってくるときに1~1.5枚(ブロック)ぐらいにサイドに上げて今日は2人がうまく決めてくれていて良かったです。
2人とも年齢も上ですし、非常にエナジーを出してくれる選手なのでトスをどうこうというのはなくいつも通りいきました。

――小野寺主将、合田選手に。シーズン序盤を通して(昨シーズンまでの原秀治監督から)ロサノ監督になって変化をしたことは?
小野寺:監督として目指したいものとか試合の進め方を持っていると思います。
それに対してコメントをくれます。練習の中の数字を見て僕たちに指導をしてくれます。
それで(試合に起用する)メンバーが代わります。現に数字が良かったサイド2人(井上、武智選手)が今日は出場していました。
争い方、評価をしてくれる部分が変わりました。そういう意味でも変わっています。
監督が思うようなことをすれば、逆にできなければ反応があります。

合田:求める基準が高いです。
例えで出てくる選手が(ウィルフレド)レオン(ポーランド代表)、(シモーネ)ジャネッリ(イタリア代表)(2人ともイタリアセリエAのSir Safety Perugiaに所属)だとかブルーノ(レゼンデ)(ブラジル代表・イタリアセリエAのValsa Group Modenaに所属)です。
世界中で監督をしてきて、世界選手権も視察で行っているので基準が高いですが、僕たちもそこに到達しないといけないですし、小野寺にしても「今のままではダメだよ、もっとアグレッシブに打っていかないといけない」とはっきり言います。
チュアンもアーロンも誰一人特別扱いをしません。
皆同じように高いレベルと求めてきます。
選手たちは必死にそれに食らいついている状態です。自分たちが基準に達して監督が求めているバレーが完成すれば次の展開が見えてくると思います。

――合田選手に。今シーズンからコーチ兼任だが、コーチとプレーをすることを切り替える難しさ、面白さは?
合田:コーチの仕事はあまりしていないように思いますが(笑)
スタッフのミーティングは出られるときは出るようにしています。
スタッフが言っていることを選手にうまく繋げて伝える中継役が今の(僕としての)コーチの仕事だと思います。
選手としては出るしかないので、特に切り替えはありません。
名前がついているだけで今までもそういう(同じ役割の)感じでした。特に変化はないです。

――昨シーズン監督が代わるまでメインで育てているように見えた金子選手に対してコーチとしてどのようにフォローをしてるか?
合田:コーチの意見としてはJTとしての将来を考えるのであれば若い2人(金子、阿部選手)が出場するのがベストなのではと思います。
先ほど言っていた監督として求める基準があり、現状それに対して2人が応えられていないというのが現状です。
選手としては出たいですが、コーチとしての立場であれば僕が出ているのはというのはあります。
現状出場しろと言われている状況です。(本来)監督としては僕が最終手段というような感じだと思います。
2人がGOといえない現状なので..。金子とは色々話します。いま葛藤していると思います。
これから先を見てもらえればと思います。

――江選手に。Vリーグに来ようと思ったきっかけは?
江:自分もいいプレーヤーになるように頑張っています。自分はレベルの高い選手とは言えないと思っています。
Vリーグには(中国代表の)チームメンバーが何人もプレーをしに来たことがありました。私は海外でプレーすることが初めてです。
今までのチームメンバーから聞いた感想ですが、Vリーグはリーグのレベルもそうですが、生活面でも非常に過ごしやすいと聞いています。
JTサンダーズ広島に関しては非常に良くして下さっています。
Vリーグにアジア枠があるのが重要かなと思います。
チームの中に海外の選手が2人いるのでもっとチームに貢献できればと思います。
(中国代表選手の中で)コミュニケーションができていることは良いことだと思います。
Vリーグとしてもアジア全体でレベルを上げていこうというコンセプトとも会っています。
Vリーグにいる中国人選手はミドルブロッカーが多いです。
今後アウトサイドヒッターの選手も来られるようにもっと学べればと思います。

――しんどい部分について具体的に。
江:自分のハイボール(ハイセット)の成功率が高くなかったです。リーグでここまでやってきて各チームから研究されて対策もされていると感じます。
自分ももっとこれから変化をしてかないと自分の力をうまく発揮できなくなってしまうので考えたいと思います。

――合田選手に。困ったときには江選手という風に見えたがどのように捉えているか?
合田:もちろん一番頼りにしている選手です。困ったときには一番目の選択肢がチュアンです。
ただチュアンがいったように対策がされます。
第3セットについては東京GBにディフェンスをされていました。
明日はそううまくいかないと思います。
チュアンに偏らないようにしっかり回して行けたらなと思いますけど、明日も困ったらチュアンに上げます!!大丈夫チュアン?

――サーブレシーブが崩れた時に(江選手を)使っていたか?
合田:両サイドが(今シーズン)初めて起用された選手なので(レシーブの)横の関係で普段返ってきたボールが帰ってきませんでした。
特に(ジャンプ)フローターサーブがそうでした。
崩れた時にはチュアンは決まっていなかったとコメントしていましたが、ハイボールをミスをせずにうまく返してくれる場面もありました。
先週であれば思い切って打ってシャットされて部分がうまく継続してラリーにして違う展開にもっていけたのは先週より一つレベルが上がったところです。
レセプションがうまく返ってくればうまく使えると思います。
そこは明日改善できると思います。違う展開にもっていければいいなと思います。

写真:黒羽白

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