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会見・コメント

2026-09-04 11:42 追加

守護神・山本智大が見据えるアジア選手権。「練習の質は落ちない」新セッター・河東祐大のトス回しに寄せる絶対の信頼

山本智大 アジア選手権前日コメント

全日本代表 男子

ロサンゼルス五輪の出場権がかかるバレーボール男子アジア選手権の開幕を翌日に控えた9月3日、北九州市立総合体育館。前日練習を終えた男子日本代表の守護神、リベロの山本智大選手がミックスゾーンでの取材に応じた。

代表に新加入したセッター・河東祐大選手との連携や、チームの現状について、日本の守備の要が手応えを語った。

「パフォーマンスを落とさずに全員でプレーできている」――現在のチーム状況

――アジア選手権を明日に控え、現在のチームの雰囲気や調整具合などの手応えはいかがですか?

山本: 非常に良いと思います。コンディション面も含めて、全員が良い状態で大会に入れる準備ができています。

――VNLが終わって一月ほど空いて、ブラジル親善試合でかんを取り戻した感じでしょうか?

山本:そうですね。カンを取り戻したと言うよりは、VNLからずっと調子はいいので、そのまま継続してブラジル親善試合にも臨めましたし、今日の練習もよかったですし、良いコンディションでアジア選手権に入れると思います。

――ブラジル親善試合でも今日の練習でも、いつものようにそのままだと被ブロックになってしまうようなボールをたくさんあげていいましたね。

山本:そこは僕ら日本のリベロは強みなので、これからもブロッカーとのコンビでフロアディフェエンスをしっかりしていきたいですね。

――今日の練習で、新加入のセッターの河東祐大選手とあわせる場面が見られました。急ピッチでのパス連携・コンビ作りだったと思いますが、どのように作り上げてきたのでしょうか?

山本: 彼は非常に能力の高い選手なので、時間が必要な部分はもちろんありますけど、全く問題なく良い状態で入れています。良い連携も組めていますし、選手が変わっても練習の質を落とさずに良い状態を維持できていると感じています。

セカンド(控え)でメンバーが変わることもありますし、今日もセッターを代えて全体のプレーの確認などをしましたが、パフォーマンスを落とさずに全員でプレーできていました。そこは本当に彼の能力の高さだなと思っています。

「スパイカーの要求を理解している」――リベロから見た河東祐大のトスワーク

――河東選手とはどのようなコミュニケーションをとったり、パスを供給したりしているのでしょうか?

山本: こちらから一方的に伝えるというよりは、お互いにコミュニケーションを取りながら進めています。スパイカーそれぞれに打ちやすいトスの好みがあるので、それを伝えれば彼はすぐに修正してくれます。

それどころか、僕たちが伝える前に彼自身から「もっとこうですよね」「誰々さんにはこの高さが必要ですよね」「こうあげる方がいいですよね」とコミュニケーションを取ってきてくれるんです。各スパイカーが求めている要求をしっかりと理解して質問してきてくれるので、そこは彼のセンスと能力の高さが出ている部分だと思います。

――7年ぶりA代表復帰の深津英臣さんとも連携はバッチリでしょうか。

山本:オミさんとは(パナソニック時代の)ブルテオンでもあわせてますし、全く心配ないですね。ディグをコートの中に返せば走り込んでちゃんとしたトスにしてくれます。アジア選手権、必ず切符を取りますよ!

守護神としてコート奥からチーム全体を見渡す山本選手。自身があげたレシーブを託す新加入のセッター・河東選手に対し、そのトス回しと観察眼に深い信頼を寄せていた。チームの仕上がりには一切の揺らぎを感じさせない山本選手。明日から始まるアジア制覇への戦いでも、その堅守と声かけで日本代表の攻撃の組み立てを支えてくれるはずだ。

写真:火野千鶴、中西美雁

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