西日本大学の雄・監督に聞く！

大阪産業大学・澤井亨監督

西日本インカレ準優勝チームとして東西インカレに出場した大阪産業大学は、キャプテン岡崎選手とMBの入江選手が４年生、リベロの坂口選手が１年生、あとの４人合田選手・鈴木選手・冨士本選手・千原選手が２年生というです若いチームです。
東西インカレ１日目の14日は、中央大学と対戦し、第１セットを取ったものの、1-3で敗れました。
翌15日は、第１試合で東亜大学にストレート負けをした後、最後の東海大戦も1-3で敗れましたが、第４セットはジュースになる接戦で会場を沸かせました。
試合後、大阪産業大学を率いる澤井監督に、お話を伺いました。

澤井亨監督のプロフィール
1969年生まれ
大阪商業大学附属高校→大阪商業大学→日新製鋼(5年)→豊田合成(4年)→大阪産業大学教員
（インタビュー・写真撮影：2012年7月15日）

○東海戦、面白い試合をみせていただきました。
面白かったですね。（笑）
○監督さんから見て、どうでしたか？
もともとメンバー的にもしんどい中で、それでも上級生も２年生もがんばってやってくれたので、まあ、これから楽しみかなあと。

○大阪産業大学はどういうチームでしょうか？　チームを紹介してください。
攻撃力はあるんで、そこまで行くかどうかが問題で。
爆発したら今みたいに、サイドの岡崎（写真）もけっこう機動力があるので、もう１人の冨士本もあれだけのサイズがあってなかなか器用なんで、ようレシーブして。
○大型チームのわりにはレシーブがいいと思いましたが、練習の成果ですか？
よう練習してますよ、選手は。
○昨日の中大戦のときからレシーブがいいと思いましたが。
ブロックがあまり上手じゃないんですよ、逆に。だから、レシーブがんばらないと。

○チームの目標は？
常に、日本一目標にやってます。
まあでも、全部今まで２番なんで。４回連続２番です。去年の西日本、秋のリーグ、春のリーグ、西日本、全部決勝で負けてるんで、そこを１つ乗り越えて……
全日本インカレもベスト16でいつも負けているんですよ。くじ運にも恵まれなくて。そこまでは、ちゃーんとコンスタントにいくんですけれどね。一番強かったとき、ポロンと負けてしまったので。万松松とか、あのとき、強かったんですよ。

○(2005年全日本インカレで)東海大にグループ戦で勝ちましたよね。
あれは、岡本のときです。今、豊田合成にいる。パナソニックの大竹とか。あのときの東海大は強かったですよね。佐藤・和人・金子とか。
○関東のものとしては、びっくりさせていただきました。（笑）
あれが１回目強くて、２回目強かったのが万松松とか久保とか浜迫とか、あのとき(2007年)は東西戦、これで準優勝したんですよ。筑波に勝って。決勝も１、２セット取って、３４５取られて、日本一になれなかったんですけど、あのときも強かったです。
○でも、今年のチームも……
まあまあ強いですよね。（笑）
○今の試合も、岡崎さんがスゴイという声が、ずいぶん聞こえてきましたけれど……
はははははは。
○すごく、楽しませてもらいました。
サーブも速いしね。

○鈴木健太(#9)さんが最初、センターに入っていて、今日はOPに入っていましたけれど、すごいあたりでしたね。
あれが普通なんです。14番の１試合目OPで使ってた子（千原選手）は、センターで。
○あまりポジションにこだわらないという印象でしたが、そういうバレーを……
そうですね。「ぼくは、これしかできません」では、上に行ったら、使い難いですね。やっぱり、実業団出身なので、コーチも監督もやらしてもらいましたので、上でやりたいという子が、けっこう集まってきているんで。
○Ｖリーグに行ってらっしゃいますよね。
けっこう、行ってますね。去年もＦＣ東京の衛藤とか。