2021-02-09 11:41 追加
JT・小幡真子主将「勝つも負けるも自分たちの手の中に」、芥川愛加「得点のために個々の役割を徹底している」 V1女子記者会見
V1女子 記者会見コメント(JT)
SV女子
2021年2月6日、7日にひたちなか市総合運動公園総合体育館(茨城県)で行われたV1女子リモートマッチ、JTマーヴェラスの記者会見コメントをお届けする。
■2月6日 第2試合 日立 0(24-26、19-25、22-25)3 JT
●小幡真子主将
先週、先々週は急に試合が中止になったりしましたが、自分たちの精度を確かめられたいい時間になったなと思っています。今日の試合を含め、レギュラーラウンドはあと4戦。ファイナルステージへ行っても、このチーム、メンバーで試合ができるのは6試合。元気を出して戦っていこうと。今日は勢いをもって試合に入れたんじゃないかなと思います。
●芥川愛加選手
先週も試合がなくなったり、自分たちの思うようなバレーができなかったり。そういう中で自分たちのバレーをもう一回しっかりやっていこうと準備をして迎えた今日の試合でした。日立さんも私たちに対してすごく工夫をしてきて、前半は苦しかった場面もありました。チーム全員で戦い抜いたという手応えがありましたので、これからもそういう試合になったときに踏ん張れるようにやっていきたいなと思います。
――小幡主将に。連覇へのプレッシャーは?
小幡:私はあまり感じないです。NECさんには2敗していますし、東レさんにも1敗しています。優勝チームならば東レさんみたいにずっと勝たないといけないはずなんですけど。(敗戦の中で)自分たちに何が足りないかということも学べました。皇后杯では勝ち続けられた中で、相手どうこうじゃなくて「勝つも負けるも自分たちの手の中にある」ということを感じたというか。結局は「自分たちが自分たちらしくあるのか、ないのか」そういう境地に来ているのかなと私は思っています。
――それは大一番の勝ち方を知ったという自信から来るのですか?
小幡:自信はついてきていると思います。でも、私たちは昨年も一昨年も監督から「波のあるチームだよね」と言われてきました。今シーズンも勝ち負けにかかわらず波がある。1回(大きなところを)勝ったからといって勝ち方を覚えたというわけではないし、豊富な経験があるわけでもないです。これからファイナルまでの間にもっともっとJTは強くなっていくと思っていますが、それもまた自分次第。自分自身がどうあるべきかっていうところに矢印を向けてチームを作っていきたいなと思います。
――プレーヤーとしての成長は感じていますか?
小幡:この体育館(ひたちなか市総合)は私たちがVプレミアリーグに昇格した場所。ここに来た瞬間、当時の自分を思い出していて。あの時に比べたら自分もキャプテンをさせていただいていて、チームから必要とされる、託される存在になれているのではないかとは思います。でも、もっともっと私も良くなりますし、チームも良くなれるようにこれからも頑張っていきたいと思います。
――芥川選手に。今シーズンの調子、コンディションについてどう感じていますか。競技活動が思うようにいかない反面、代表選手はチームと一緒に準備できる時間が例年より増えたかと思います。
芥川:今シーズンは代表の合宿期間も短かったので、自分で練習する時間が長く取れました。その状況でリーグに入れたということはチームとしては良かったと思っています。JTのバレーでは個々の役割というのを大切にしています。全員で点を取るための動きというのを徹底して言われていて、その中で託されたボールを得点につなげる。相手を良い状況にさせずに、もう一回こちらが攻撃できるような形に持っていく。それが最低限やらなければいけないことだと思っていますが、まだ自分にもできてない部分があったりもします。
例年よりコミュニケーションを取っているとはいってもセッターは2年目ですし、セッターとの関係だけじゃなくて1本目のパスからどこまで攻撃参加できるかとか、チームに必要とされている自分の役割をこなした上で勝利に貢献できるように頑張りたいです。ブロックの面ではチームとして組織的に、1列目がうまくいかなくても2列目3列目で拾って。良い形でエースに託すことができているときはチームとして勝利に近づけているので、(直接)点に絡めなくても、点につなげるための自分の役割というのを今シーズンは徹底してやっている感じです。
――今日のブロックについては? オクム(大庭冬美ハウィ)選手への対応がポイントだったと思いますが?
芥川:相手が最後に決めてくる場所はレフト。その意識でブロックを基準になる人と合わせる練習をしてきましたが、相手のトスの見極めができていなかったところはあります。早く跳んでしまったりとか、短いトスに対して切り込んできたボールにブロックが行き過ぎていたりとか。そういった時には相手がいい形で決めてきていました。試合の中で修正できるように、ミドルが中心になってコントロールできるところはしっかりやっていきたいと思いました。
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