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2022-02-05 22:03 追加

サーブレシーブ成功率1位。佐藤あり紗が率いる仙台が3勝目。群馬銀行はホーム最終戦を勝利で飾り首位奪回。 V2女子

V2女子の結果

V女子

2021-22 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は2月5日、ヤマト市民体育館前橋(群馬県)で計2試合(リモートマッチ)を開催した。

V1女子は予定されていた全試合が感染症の影響により中止となったため、この大会がVリーグ女子では唯一の開催となった。

第1試合は大野石油対仙台。試合間隔が開き、調子の上がらない大野石油を序盤から仙台が圧倒する。

仙台は各スパイカーが積極的な攻撃を仕掛ける中、ミドルブロッカー宮田あかりがアタックで19得点をあげる活躍。終始主導権を握ったまま3‐0で勝利し、シーズン3勝目をあげた。

宮田は各個人賞でも健闘中。本日終了時点でアタック決定率2位、ブロック決定本数(セットあたり)でも2位につけている。

また、監督兼選手の佐藤あり紗はサーブレシーブ成功率で1位。プレイングマネージャーとして2足の草鞋を履きながらも元日本代表、オリンピアンの実力を発揮している。

第2試合はホーム群馬銀行と浜松が対戦。第1セットは群馬銀行のミドルが思うように機能せず、浜松がセットを奪う。

前回もフルセットまでもつれた好試合。今回も混戦となる予感が走ったが、第2セット途中で群馬銀行はセッターを主将の古市彩音にスイッチ。これが奏功してミドルが躍動を始めた群馬銀行は、サーブでも攻勢を仕掛け、その後の3セットは浜松のサイド陣を抑えきって3-1で勝利した。

群馬銀行はポイントで最上位に立ち、首位奪回。

なお、群馬銀行は翌日、6日にも同会場にて試合を予定していたが、対戦相手の千葉が感染症拡大防止の観点から出場を辞退。本日の試合が今シーズンのホーム最終戦となった。

各チーム出場辞退が相次ぐ中、代替試合も模索されているが、現実的にすべての試合の開催は難しいだろう。V・レギュラーラウンドの順位は、勝利数が多いチームを上位とする。2チームまたはそれ以上のチームの勝利数が並んだ場合は、ポイントの高いチームとなるが、果たして最終順位がどうなるのか、今後のスケジュールにも注視したいところだ。

引き続き、2月6日も群馬県でリモートマッチ(アランマーレ対大野石油)が行われる。

2月5日終了時点での勝敗は下記の通り。

・群馬銀行(12試合11勝1敗、32ポイント)
・アランマーレ(13試合10勝3敗、31ポイント)
・ルートイン(12試合10勝2敗、27ポイント)
・浜松(11試合5勝6敗、15ポイント)
・JAぎふ(10試合5勝5敗、15ポイント)
・千葉(11試合5勝6敗、14ポイント)
・GSS東京(9試合3勝6敗、10ポイント)
・仙台(9試合3勝6敗、9ポイント)
・大野石油(9試合2勝7敗、6ポイント)
・熊本(12試合0勝12敗、3ポイント)

撮影 堀江丈

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