10月30日に東京体育館（東京都）で行われたバレーボールV1男子、東京GBvsWD名古屋の試合後会見コメントのうちWD名古屋分をお届けする。

■ウルフドッグス名古屋
●クレクバルトシュ主将（オポジット）

全体を通してよい週末でした。勝ったことは良いことですし昨日はコントロールできたという意味でよい試合でした。
今日は東京GBさんが非常によく切り替えてプレーをされましたので自分たちが満足できる試合ということではなくもっと自分たちがステップアップできることの解決法を見つけなければいけないです。
我々のチームは練習熱心なメンバーなので必ずそういう解決法が見つかると思っています。
●近裕崇選手（ミドルブロッカー）

アウェーで2連勝できたのでいい週末でした。先週もそうでしたが土曜日が良くて日曜日が自分たちの納得いくパフォーマンスを出せないというのは先週からの課題でした。
勝てましたが今週も日曜日は自分たちのレベルのパフォーマンスではなかったと思います。クレク主将も言っていた解決策は練習で見つけ出すしかないと思っていますので来週の試合に向けてしっかり練習に取り組んでいきたいと思います。
●山崎彰都選手（アウトサイドヒッター）

アウェーで2連勝できたことは一番大きいことです。来週から別のチームと戦うので今週出た課題をなるべく早めに克服するようにして次の相手の対策をして来週も買っていきたいと思います。

――近選手と山崎選手に。ヴァレリオ監督になって変わったことはあるか？
近：ヴァレリオ監督は静かで優しそうな雰囲気で物腰も柔らかい第一印象でした。
（その印象とは違い）めちゃくちゃ練習をします。口調は優しいですが、僕らに求めるバレーボールのレベルは高いです。
今年のスローガンは「Here and Now」で今しっかりここでやろうということなので大きな変化は感じていませんがメンタル的なことを毎日言ってくれるので若い選手にとってはいいことだと思います。
山崎：昨シーズンの（マクガウン）クリス監督に比べたらボール練習の量が増え、ハードになりました。
その分数多くボールに触るのでリバウンドを取るなど技術的なところで上達するのが早く、実際リバウンドをとれるようになってきました。そのような点が思いつくところです。

――山崎選手に。VOMインタビューでも言っていたサーブが良かったのは気持ちの切り替えができたことがあるか？
山崎：前日練習からサーブのフィーリングがあまりよくありませんでした。（バックセンターの選手を狙い）パイプをつぶすなどサーブ自体が強くなくても攻撃枚数を減らすことを今週はしていました。
今日は相手もサーブが強かったですし、こちらのサーブが弱いと切り換えされることがあったのでそこで何か変えたほうが良いと思い、ある意味「賭け」にはなりますが強く打ちました。それがうまくいったので個人的には良かったと思います。

――近選手と山崎選手に。東京体育館という春高や国際大会が開かれる会場でリーグの開幕戦をやることについて。
近：僕は結構東京体育館で試合をやらせてもらっています。思い出の場所というかインカレの決勝もここでしたし、Vリーグで（豊田合成トレフェルサ時代）初めて優勝した（2015/16シーズン）のもここでした。
（この試合の前に）最後にプレーをしたのはおそらくパナソニックとのファイナル（2017/18シーズン）です。
あと（現役で）何回できるかといった感じですがしっかり東京体育館を楽しみたいです。いい体育館です。
山崎：東京体育館は来たことは1回あります。確か僕が大学1年生（東海大学時代）の天皇杯のときです。その時はユニフォームすら着ていなかったのでただ試合をしているのをサポートしていました。
東京体育館は春高などをやっているのを知っているのみでした。高校生からしたら夢の場所といった感じです。
ここで初めてバレーボールをできたことは僕が小学校で教えてくれた監督が昔に東京体育館で試合したいなということを結構言っていたので自慢したいというか帰って話したいなと思っています。

――クレク主将に。東京GBのポテンシャルが高いと言っていたが？
クレク：まずは東京GBは選手の構成が変わり、まだまだ彼らのポテンシャルは引き出せるだろうということを昨日言いました。
アウトサイドヒッターは同じレベルで素晴らしい選手です。常に交代メンバーも含め対策をしないと対処ができません。
今日はフル出場していなかったラファエル（アウラージョ）選手がフル出場するようになったら実力が上がってくると思います。
いつもチームメイトと話しているのですが古賀太一郎主将のチームはいつもディフェンスが良く、古賀主将がディフェンスをまとめているといった点があり可能性のあるチームだと思っています。

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