2026-07-19 16:37 追加
【VNL】外から見た「誰が出ても強い日本」の証明。石川祐希が語る1位通過の意義とファイナルへの引き締め
全日本代表 男子
■「誰が出ても強い日本」への確信――ティリ体制で開花した個の力
この日、そして前日の試合も含め、自身がコートの外(ベンチ)からチームの戦いを見て感じたことを尋ねられると、石川は迷うことなく仲間の躍動を称賛した。
「昨日も今日も、出たメンバーがしっかり活躍していましたし、今日も安心して見ていられました。出たメンバーがしっかり活躍できているということが、この練習(の質の高さ)にもつながっているし、これからの日本代表にとっても間違いなくつながると思っています」
自身の膝を含めたコンディションについては「良い状態を保てている」と語り、今回の温存もあくまでティリ監督によるリスク管理の判断であったことを明かした。 「(休養は)ティリ監督の判断です。特に(深刻な)そういうわけではなく、リスクをあまり取らないようにしただけだと思います。明日も1日オフがありますし、アルゼンチン戦でしっかりとパフォーマンスを戻して、ファイナルラウンドにつながる試合にしたいです」
そして、日本代表が以前から掲げ、ティリ監督のもとでさらに研ぎ澄まされてきた「誰が出ても強い日本」という目標が、今まさに完成を迎えつつあることについて、石川は力強くこう結んだ。
「『誰が出ても強い』というのは、間違いなく(以前よりさらに強くなって)あると思います。僕だけじゃなく、いろんな選手が新しい環境、新しい立場、新しい役割を持ちながら、個人としてもクラブチームとしてもプレーして、活躍している選手ばかり。だから、チームとして成長しないはずがないんです。それが今、代表チームの『結果』として表れてきているのだと思います」
昨年の苦境を乗り越え、東京五輪金メダル監督であるティリ氏と共に築き上げてきた最強の集団。絶対的エースを温存しても揺るがないチーム全体の底上げこそが、日本が世界一を狙える位置にいる証拠だ。絶対的な自信と、一切の油断を排除したキャプテンの眼差しは、すでにファイナルの頂点を見つめている。
(2026年7月、VNLベルギー戦後のミックスゾーンにて取材)
文:中西美雁 写真:火野千鶴
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