2026-07-19 17:02 追加
【VNL】「攻め続ける姿勢が僕の強み」2Mの大砲・甲斐優斗、今大会初スタメンでチーム最多得点の大爆発!リリーフサーバーの葛藤を乗り越えた大躍進の理由
全日本代表 男子
■スタメンだからこそ発揮できた「本来の持ち味」と最多得点の裏側
リリーフサーバーという1発勝負の重圧から解放され、最初からコートに立ったこの日。甲斐が意識していたのは、非常にシンプルなことだった。
「やっぱり、まずは『思い切ってやること』。それが自分にとって一番やるべきことだと思っていました」
大塚達宣との対角という新鮮な陣形の中で,大塚から「思い切り打っていってほしい」とコートマネジメントを託された甲斐は,前衛でも後衛でもその高い打点からアグレッシブに攻め続けた。 「しっかりチームを引っ張っていけるような点数の取り方というのを意識していました。今日は思い切ってスパイクを打ち込めていたので、そこはしっかり自分のプレーとして表現できたなと思います」
■強豪の中で生き残るために。「どんな場面でも攻め続けられる存在に」
石川祐希や高橋藍といった、世界トップクラスのアタッカー陣がそろう現在の日本代表。その激しいポジション争いの中で、2026年、そしてその先のオリンピックを見据える甲斐の視線は非常に高いところにある。
「オリンピックで結果を残すためにも、より細かいプレーの精度を高めていかなければいけないと思っています」
これから先の戦いに向けて、どのような立場でチームに貢献していきたいかという問いに対し、甲斐は力強くこう締めくくった。
「やっぱり、どんな場面でコートに入っても、常に『攻め続けられる』というところを念頭に置いておきたい。自分の強みである攻撃力の部分では、絶対に相手に引けを取らないように、これからもアピールし続けたいと思います」
これまで積んできたリリーフサーバーとしてのタフな経験が、スタメンという最高の舞台で一気に開花した。背番号15、2メートルの大砲(アウトサイドヒッターだが、あえてこの称号を使う)・甲斐優斗の進化は、ここからさらに加速していく。
(2026年7月、VNLベルギー戦後のミックスゾーンにて取材)
文:中西美雁 写真:火野千鶴 volleyballworld
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