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会見・コメント

2026-08-28 17:53 追加

男子代表・甲斐優斗 インタビュー:2mの大型OHが挑む課題と覚悟。「守備力を磨き、世界と対等に戦う」

甲斐優斗 囲み取材コメント

全日本代表 男子

バレーボール男子日本代表の2mの大型アウトサイドヒッター、期待の甲斐優斗選手のインタビュー。専修大学在学中にA代表として抜擢され、パリ五輪にも出場した。高い打点からの攻撃力は世界にも通用する。一方で、高校まではサーブレシーブをしていなかったこともあり、守備が課題。近年の代表ではリリーフサーバーとしての出場が多いが、ときにより前衛でもプレーしてそのオフェンス力を活かしている。VNLを振り返り、アジア選手権への意気込みを語る。

リリーフサーバーとしての意識とコート上での集中

――ネーションズリーグ(VNL)などではリリーフサーバーとしての出場も多くありました。コートに立つ直前やサーブの瞬間はどのような思考で挑んでいますか?

甲斐: 得点差を見ながら「どういったサーブを打ったら一番効果的か」を考えています。打つコースに関しても、コートに入る前にあらかじめ決めてから入るようにしているんです。だから、実際にボールを持って構えてからは、もう余計なことは何も考えていません。集中して自分のサーブを打つだけですね。

世界最高峰の先輩たちを追いかけて――課題であるディフェンス面の強化

――VNLを振り返って、手応えと課題はいかがでしたか?

甲斐: VNLでのサーブに関しては、あまり良くなかった部分も多く反省点が残りました。ただ、その中でも良かったプレーや手応えを感じた場面も多かったので、そこは大事にしながらアジア選手権に向けて準備を進めています。

――偉大な先輩である石川祐希選手や髙橋藍選手といったアウトサイドヒッター(OH)陣の存在を、どう捉えていますか?

甲斐: 藍選手はVNLでも本当に安定したプレーを見せていましたし、石川選手は背中でチームを引っ張る圧倒的な存在感があります。そこに自分がどう食い込んでいくかがテーマです。

攻撃力という部分では「絶対に負けていない」と思っていますが、横並びになり、さらに追い越していくためにはディフェンス力の向上が不可欠です。前なら失点になっていたような球や、落としていたボールを、高くコートの真ん中に上げて繋ぐ。そういった攻撃に繋がるディフェンスをこの短期間でも意識して取り組んでいます。薩摩川内合宿から永野(健)コーチに教えていただき、コートにボールを残す意識が少しずつ形になってきたと感じています。
*永野健さんは日本代表でもリベロを長く務めた守備のスペシャリスト。現在は代表チームのコーチ。

アジア選手権、そしてその先へ――2mのスケールで掴むチャンス

――ロス五輪の出場権がかかる9月にあるアジア選手権では、中国やイランといった高さのある強豪国との対戦も予想されます。ご自身の「高さ」も大きな武器になるのではないでしょうか?

甲斐: 各国ともVNLとはまた違った本気のチーム作りで臨んでくるはずなので、自分たちもよりレベルアップして準備しないといけないと思っています。

相手の高さに対抗する上で、僕の高さが必要とされる局面は必ず出てくるはずです。そのチャンスが来た時にしっかり掴み取れるよう、地道な練習を積み重ねて準備していきます。与えられた役割を全うしながら、出場のチャンスを増やしてチームに貢献したいです。

取材:中西美雁
撮影:坂本清 火野千鶴

【プロフィール】
甲斐 優斗
Masato Kai

生年月日:2003年9月25日
出身地:宮崎県延岡市
身長:200cm
体重:79kg
高校:宮崎県立日南振徳高等学校
大学:専修大学
所属:大阪ブルテオン
背番号:15
ポジション:OH
スパイク:352cm
ブロック:330cm
球歴:インカレ優勝・パリ五輪出場

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